Box Collider (ボックスコライダー) は立方体をしたビルトインコライダーです。これは、ボックスや木箱などのアプリケーション内のアイテムや、伸ばしたり平坦にしたりして出っ張り、ステップ、その他の直方体オブジェクトを作成する単純なコライダー形状として便利です。
ボックスコライダーは、リソース要件の少ない低ポリゴン形状です。
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| Edit Collider | Edit Collider ボタンを有効にすると、シーンビューにコライダーの接触点が表示されます。これらの接触点をクリックしてドラッグすると、コライダーのサイズと形状を変更できます。または、Center プロパティと Size プロパティを使用します。 |
| Is Trigger |
Is Trigger を有効にすると、コライダーをイベントのトリガーとして使用します。Is Trigger を有効にすると、他のコライダーがこのコライダーを通過する際に、OnTriggerEnter、OnTriggerStay、OnTriggerExit メッセージをトリガーします。 |
| Provides Contacts |
Provides Contacts を有効にすると、このコライダーの接触情報を常に生成します。通常、コライダーは送信するデータがある場合にだけ接触データを生成します。この場合のメッセージは、OnCollisionEnter、OnCollisionStay、OnCollisionExit です。Provides Contacts が有効になっている場合、コライダーは常に物理演算システムの接触データを生成します。接触データの生成はリソースに負荷がかかるため、Provides Contacts はデフォルトで無効になっています。 |
| Material | このコライダーの摩擦係数と跳ね返り係数を決定する Physic Material コンポーネント を追加します。 |
| Center | ゲームオブジェクトのローカル空間における各軸上のコライダーの位置を定義します。デフォルトでは、(0, 0, 0) に設定されています。 |
| Size | 各軸上でのコライダーのサイズを Unity ユニットで定義します。デフォルトでは、(1, 1, 1) に設定されています。 |
Layer Overrides セクションには、このコライダーのプロジェクト全体の レイヤーベースの衝突判定 設定をオーバーライドできるプロパティがあります。
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| Layer Override Priority | このコライダーのオーバーライドの優先順位を定義します。2 つのコライダーに競合するオーバーライドがある場合、優先順位の高い値のコライダーの設定が使用されます。 例えば、Layer Override Priority が 1 のコライダーがLayer Override Priority が 2 のコライダーと衝突した場合、物理演算システムは Layer Override Priority が 2 のコライダーの設定を使用します。 |
| Include Layers | このコライダーとの衝突に加えるレイヤーを選択します。 |
| Exclude Layers | このコライダーとの衝突で除外するレイヤーを選択します。 |