Version: 2022.3
言語: 日本語
Unity エディターのコマンドライン引数
バッチモードとビルトインコルーチンの互換性

Unity スタンドアロンプレイヤーのコマンドライン引数

コマンドラインから Unity Player を起動し、引数を渡すことで、プレイヤーの実行方法を変更することができます。これらの引数は、このページで他のプラットフォーム要件が指定されていない限り、すべてのスタンドアロンのプラットフォームで動作します。

コマンド 詳細
-batchmode アプリケーションを “ヘッドレス” モードで実行します。このモードでは、アプリケーションは何も表示しないか、または、ユーザー入力を受けつけません。これは ネットワークアプリケーション のサーバーを実行するのに役立ちます。
-disable-gpu-skinning 起動時の GPU (Graphics Processing Unit) スキニングを無効にします。
-force-clamped -force-glcoreXY と一緒に使用することにより、追加された OpenGL 拡張の確認を避けることができます。これにより、アプリケーションを同じコードパスで複数のプラットフォーム間で実行することが可能になります。
-force-d3d11-singlethreaded D3D11_CREATE_DEVICE_SINGLETHREADEDフラグで、DirectX 11.0 を強制的に作成します。
-force-device-index GPU のインデックスを渡すことによって、スタンドアロンプレイヤーに特定の GPU デバイスを使用させます。このオプションは D3D11、D3D12、Metal、Vulkan のグラフィックス API によってサポートされますが、OpenGL ではサポートされません。
-force-gfx-direct シングルスレッドレンダリングを強制します。
-force-glcore レンダリングに OpenGL コアプロファイルを使用するよう、アプリケーションに強制します。 エディターは、もっとも新しい利用可能な OpenGL バージョン、および、OpenGL ドライバーによってアクセス可能なすべての OpenGL 拡張機能の使用を試みます。プラットフォームが OpenGL をサポートしない場合、Unity は Direct3D を使用します。
-force-glcoreXY -force-glcore と似ていますが、特定のOpenGLコンテキストバージョンを要求します。XYで受け入れられる値:32、33、40、41、42、43、44、または45。
-force-vulkan アプリケーションがレンダリングに Vulkan を使用することを強制します。
-max-async-pso-job-count Set the number of parallel threads Unity uses to create pipeline state objects (PSOs) when you use Experimental.Rendering.ShaderWarmup to prewarm shader variants. This only has an effect if your application runs on a platform that uses the DirectX 12, Metal, or Vulkan graphics API.
-monitor N 指定されたモニター (1 ベースのインデックス番号で示されます) 上でスタンドアロンプレイヤーを実行します。
-nographics When you use this argument in batch mode, Unity doesn’t initialize a graphics device. This makes it possible to run your automated workflows on machines that don’t have a GPU.
Note: Output logs are turned off in this mode. To enable the creation of output logs, specify a file location using the command -logFile.
-nolog 出力ログを作成しません。この引数をしない場合は、Unity は output_log.txtLog Files フォルダーに書き込み、そこに Debug.Log が出力されます。
-no-stereo-rendering ステレオレンダリングをオフにします。
-popupwindow フレームのないポップアップウィンドウとしてウィンドウを作成します。このコマンドは macOS ではサポートされていません。
-screen-fullscreen デフォルトのフルスクリーン状態をオーバーライドします。値は 0 か 1 のいずれかです。
-screen-height デフォルトの画面の高さをオーバーライドします。サポートされている解像度の整数である必要があります。
-screen-width デフォルトの画面の幅 (width) をオーバーライドします。この幅の値は、サポートされている解像度の整数である必要があります。
-screen-quality デフォルトの画面の品質をオーバーライドします。使用例としては: /path/to/myGame -screen-quality Beautiful。サポートされるオプションは、 Quality 設定 名と一致します。
-dontConnectAcceleratorEvent (UWP only) Disable connecting to AcceleratorKeyEvent. This may help if you have issues with input in XAML elements.
Note: Unity cannot handle some keyboard keys, such as F10, Ctrl, Alt, and Tab.
-force-d3d11(Windows のみ) レンダリングで Direct3D 11 を使用するようアプリケーションに強制します。
-force-d3d12 (Windows のみ) レンダリングで Direct3D 12 を使用するようアプリケーションに強制します。
-force-d3d11-bitblt-model (Windows のみ) Direct3D 11 を使用する場合、アプリケーションで DXGI BitBlt モデルスワップチェーンを使用するようアプリケーションに強制します。詳細については、PlayerSettings.useFlipModelSwapchain を参照してください。
-force-d3d11-flip-model (Windows のみ) Direct3D 11 を使用する場合、アプリケーションで DXGI フリップモデルスワップチェーンを使用するようアプリケーションに強制します。詳細については、PlayerSettings.useFlipModelSwapchain を参照してください。
-force-d3d11-no-singlethreaded (Windows and UWP only) DirectX 11.0 を D3D11_CREATE_DEVICE_SINGLETHREADED フラグなしで作成するように強制します。
-force-d3d11-singlethreaded (Windows and UWP only) D3D11_CREATE_DEVICE_SINGLETHREADEDフラグで、DirectX 11.0 を強制的に作成します。
-force-driver-type-warp (Windows and UWP only) DirectX 11.0 ドライバータイプ WARP デバイスを強制的に使用します。詳細については、Microsoft 社のドキュメント 高度なラスタライズ プラットフォーム を参照してください。
-force-feature-level-10-0 (Windows and UWP only) DirectX 11.0 機能レベル 10.0 を強制します。
-force-feature-level-10-1 (Windows and UWP only) DirectX 11.0 機能レベル 10.1 を強制します。
-force-feature-level-11-0 (Windows and UWP only) DirectX 11.0 機能レベル 11.0 を強制します。
-force-low-power-device (macOS のみ) スタンドアロンプレイヤーに、低消費電力のデバイスを使用させます。
-force-metal (macOS のみ) スタンドアロンプレイヤーにデフォルトのグラフィックス API として Metal を使用させます。
-forceTextBoxBasedKeyboard (UWP only) Use TextBox-based implementation for TouchScreenKeyboard. This implementation allows switching to different implementations, in case there are issues with the default.

Note: This implementation has an effect only on UWP XAML applications.
-force-wayland (Linux のみ) Linux プレイヤーを実行するときに、実験的な Wayland サポートをアクティベートします。
--parentHWND <HWND> delayed (Windows のみ) Windows スタンドアロンアプリケーションを別のアプリケーションに埋め込みます。この引数を使用する場合は、親アプリケーションのウィンドウハンドル (‘HWND’) を Windows スタンドアロンアプリケーションに渡す必要があります。

-parentHWND 'HWND' delayed を渡すと、Unity アプリケーションは実行中に非表示になります。また、アプリケーション内の Unity のために Microsoft Developer ライブラリ から SetParent を呼び出す必要があります。Microsoft の SetParent は、Unity のウィンドウを埋め込みます。Unity のプロセスを作成するとき、Unity のウィンドウは Microsoft の STARTUPINFO 構造の一部として与えられる位置とサイズに従って作られます。

Unity ウィンドウのサイズを変更するには、Microsoft の GetWindowLongPtr 関数のGWLP_USERDATA を確認します。グラフィックスが初期化されサイズ変更が安全になると、その最低ビット数は 1 に設定されます。Unity スプラッシュスクリーンの表示が終了すると、2 番目に低いビット数が 1 に設定されます。
詳細は、ダウンロード可能なサンプル EmbeddedWindow.zip を参照してください。
-single-instance (Linux と Windows のみ) 同時に実行できるアプリケーションのインスタンスを 1 つのみにします。他のインスタンスがすでに実行されている場合に、-single-instance を使用して再度アプリケーションを起動すると、既存のものにフォーカスします。
-window-mode (Windows のみ) Override fullscreen windowed mode. Accepted values are exclusive or borderless. For more information, see Player settings.
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