レイヤーは、シーン内のゲームオブジェクトの整理に役立ちます。レイヤーを作成し、それにゲームオブジェクトを割り当てると、ゲームオブジェクトが他のゲームオブジェクトとどのように相互作用するかを、レイヤーごとに編集できます。
新しいプロジェクトの作成は、以下の 2 つの方法で行えます。
レイヤーの機能 (意図された役割) を思い出せるように、説明的で分かりやすい名前を付けることをお勧めします。
注意:Layer 31 は、エディターの Preview ウィンドウのメカニクスで内部的に使用されます。問題の発生を防ぐために、このレイヤーは使用しないでください。
レイヤーメニューを開くと、一部のレイヤーにはすでに名前が付けられていることがわかります。Unity は現在、これらのビルトインレイヤーを多くの特定用途に使用していません (Default と Ignore Raycast を除く)。これらのレイヤーは、主に後方互換性のためにあります。
| レイヤー番号 | レイヤー名 | 説明 |
|---|---|---|
| 0 | Default | すべてのシーン要素のデフォルトレイヤー。 |
| 1 | TransparentFX | このレイヤーはフレアシステムに使用します。 |
| 2 | Ignore Raycast | Physics Raycast API は、デフォルトでこのレイヤーを無視します。 |
| 4 | Water | Unity 2018.4 用 Standard Assets がこのレイヤーを使用します。 |
| 5 | UI | Unity UI が、UI 要素のデフォルトレイヤーとして使用します。 |
これらのレイヤーは引き続き使用できますが、名前の変更や削除はできません。
ゲームオブジェクトをレイヤーに割り当てるには、ゲームオブジェクトを選択し、Inspector ウィンドウに移動し、Layer の隣にあるドロップダウンを選択します。このメニューには名前の付いたレイヤーが表示されるので、そのゲームオブジェクトに最も適したレイヤーを選択できます。
各ゲームオブジェクトは 1 つのレイヤーにしか割り当てることができませんが、1 つのレイヤーに複数のゲームオブジェクトを追加することは可能です。