Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
Unity でのレイヤーの使用
レイヤーとレイヤーマスク

Unity での機能的レイヤーの作成

レイヤーは、シーン内のゲームオブジェクトの整理に役立ちます。レイヤーを作成し、それにゲームオブジェクトを割り当てると、ゲームオブジェクトが他のゲームオブジェクトとどのように相互作用するかを、レイヤーごとに編集できます。

新しいレイヤーの追加

新しいプロジェクトの作成は、以下の 2 つの方法で行えます。

  • Tags and Layers ウィンドウ を選択します (メインメニュー:Edit > Project Settings > Tags and Layers > Layers)。
  • ゲームオブジェクトを選択し、Inspector ウィンドウで Layer のドロップダウンを選択し、メニューから Add Layer を選択します。

レイヤーの機能 (意図された役割) を思い出せるように、説明的で分かりやすい名前を付けることをお勧めします。

注意:Layer 31 は、エディターの Preview ウィンドウのメカニクスで内部的に使用されます。問題の発生を防ぐために、このレイヤーは使用しないでください。

ビルトインレイヤー

レイヤーメニューを開くと、一部のレイヤーにはすでに名前が付けられていることがわかります。Unity は現在、これらのビルトインレイヤーを多くの特定用途に使用していません (Default と Ignore Raycast を除く)。これらのレイヤーは、主に後方互換性のためにあります。

レイヤー番号 レイヤー名 説明
0 Default すべてのシーン要素のデフォルトレイヤー。
1 TransparentFX このレイヤーはフレアシステムに使用します。
2 Ignore Raycast Physics Raycast API は、デフォルトでこのレイヤーを無視します。
4 Water Unity 2018.4 用 Standard Assets がこのレイヤーを使用します。
5 UI Unity UI が、UI 要素のデフォルトレイヤーとして使用します。

これらのレイヤーは引き続き使用できますが、名前の変更や削除はできません。

レイヤーへのゲームオブジェクトの追加

ゲームオブジェクトをレイヤーに割り当てるには、ゲームオブジェクトを選択し、Inspector ウィンドウに移動し、Layer の隣にあるドロップダウンを選択します。このメニューには名前の付いたレイヤーが表示されるので、そのゲームオブジェクトに最も適したレイヤーを選択できます。

各ゲームオブジェクトは 1 つのレイヤーにしか割り当てることができませんが、1 つのレイヤーに複数のゲームオブジェクトを追加することは可能です。

追加リソース

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