Firebase を Android ゲームに実装すると、アナリティクスやCrashlytics など、Firebase プロダクトレイヤーを活用することができます。ゲームで Firebase を使用する場合、Unity Distribution Portal (UDP ) が異なるストア用に作成するビルドをサポートするために、追加 設定 が必要です。
アプリケーションが Firebase プロダクトを呼び出す際、Firebase は以下の情報が Firebase コンソールに登録されている詳細情報と一致するかどうかをチェックします。
Firebase が正確な分析を行うためには、これらの詳細が一致する必要があります。
UDP を通して特定のストアにゲームを公開する場合、UDP はストア固有のサフィックスをパッケージ名に追加します。さらに、独自の秘密鍵を使用して証明書を生成しない場合、UDP は再パックされたビルドごとに証明書を生成します。これにより、証明書やパッケージ名が Google Play Console の情報と一致しなくなります。
UDP コンソールでは、パッケージ名のサフィックスが必要なストアにアプリケーションを登録すると、Firebase サービスの警告が表示されます。
ストア固有のビルドを Firebase で正しく動作させるには、Firebase プロジェクトに登録する必要があります。以下のセクションでは、UDP ビルド用に Firebase を設定する方法を説明します。
このセクションでは、UDP ビルド(アプリケーション) に Firebase を設定するために必要な手順の概要を説明します。より詳細な情報については、Firebase のドキュメント を参照してください。
ノート: アプリケーションを登録するプロセスの間に、google-services.json ファイルをダウンロードすることができます。Unity では、このファイルをダウンロードする前に、すべてのパッケージバージョンを登録することをお勧めします。
keytool -keystore path-to-your-keystore -list -v
openssl x509 -in path-to-your-certificate -fingerprint -noout
Firebase プロジェクトに紐づけたいストア固有のアプリケーションごとに、この手順を繰り返します。 Firebase は、追加したアプリケーションごとに App ID を加えます。
全てのアプリケーションの登録が終わったら、Unity プロジェクトに Firebase の設定ファイル を加えます。
Firebase にアプリケーションを登録すると、Firebase は google-services.json という設定ファイルを作成します。すべてのアプリケーションを Firebase に登録したら、このファイルをダウンロードして、プロジェクトに加えます。
これで、プロジェクトは Firebase 用に正しく設定されました。アプリケーションを安定的に動作させるために、プロジェクトを再ビルドして公開してください。
Firebase に加えた各ビルドについて、UDP コンソールで、App ID を加えます。
これらの手順の詳細については、UDP コンソールでのゲームの管理と公開 を参照してください。