環境からのアンビエントライトの追加
アンビエントライト、また、拡散環境光として知られているライトは 、シーン周囲すべてに存在するライトであり、特定のソースオブジェクトから放出されていません。シーンの全体的な見た目と明るさに重要な影響を与えます。
アンビエントライトは、選択したアートスタイルによって、多くの場合に役に立ちます。暗い影が必要なかったり、ライトをテクスチャに手書きするような明るい、アニメーションスタイルの描画がその例です。アンビエントライトは、個々のライトを調節せずにシーン全体の明るさを増す必要がある場合にも使用できます。
アンビエントライトの追加
スカイボックスマテリアルを作成したら、それをシーンのアンビエントライティングの作成に使用できます。以下の手順で行います。
- Lighting ウィンドウを開きます (メニューで Window > Rendering > Lighting Settings の順に選択します)。
- 選択したスカイボックスを Skybox Material プロパティに割り当てます。
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Source ドロップダウンをクリックし、リストの Skybox をクリックします。
Unity がアンビエントライトを更新するタイミングを指定することもできます。これを行うには、 Ambient Mode を変更します。2 つの値は以下のとおりです。
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Realtime: Unity は常にシーンのアンビエントライトを再生成します。これは、ランタイムにスカイボックスを変更する場合に便利です。
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Baked: Unity は、Lighting ウィンドウの下部にある** Generate Lighting** ボタンをクリックしたときにのみ、シーンのアンビエントライトを生成します。これは、計算リソースを節約するため、スカイボックスをランタイム中に変更しない場合に便利です。
追加リソース