Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
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パッケージの共有

パッケージにアクセスするユーザー数を制御したり、閉域網の組織にパッケージレジストリサーバーを設定する必要がある場合は、独自のパッケージ レジストリサーバーを設定できます。

パッケージの開発が完了し、他のユーザーと共有したい場合には、いくつか方法があります。

圧縮ファイル 他の Unity ユーザーに zip ファイルで配布します。Unity ユーザーは zip ファイルを自分のコンピューターのローカルフォルダーに解凍し、パッケージをディスクからインストールできます。
Tarball 他の Unity ユーザーに tarball を配布します。Unity ユーザーは直接、ローカルの tarball からパッケージをインストールできます。
Git URL サポートされているプロトコルのいずれかを使用して、Git リポジトリへのリンクを配布します。Unity Package Manager は GitHub や GitLab などの Git リポジトリホスティングサービスからパッケージを取得できるため、Unity ユーザーは Git URL を使用してパッケージをインストールできます。
スコープ付きレジストリ パッケージをホストするパッケージレジストリサーバーを設定し、npm publish コマンドを使用して、そのレジストリに公開します。公開されたパッケージのユーザーは、自身のプロジェクトにスコープ付きレジストリ設定をセットアップして、パッケージ公開者の独自のパッケージレジストリで公開されているカスタムパッケージを取得できます。

Unity Package Manager は npm プロトコルに基づくレジストリをサポートします。必ず、/-/v1/search または /-/all エンドポイントを実装しているレジストリサーバーを選択してください。

注意:独自のパッケージレジストリサーバーを設定する場合は、Unity のスコープ付きレジストリと互換性のある機能のみを使用するようにしてください。例えば Unity は、npm がサポートする @scope 表記を使用した名前空間をサポートしていません。

ほとんどの場合、ローカルネットワーク内の匿名アクセスでセキュリティ要件を満たすことができますが、スコープ付きレジストリを介してパッケージにアクセスするユーザーへのコントロールを強化したい場合は、特定のユーザーに対して npm 認証を有効にできます。公開したパッケージのユーザーは、npm 認証トークンを使用するようにスコープ付きレジストリを設定できます。

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