Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ビルトインレンダーパイプラインのマテリアルバリデーターと互換性のあるシェーダーを作成する
マテリアルの Inspector ウィンドウリファレンス

ビルトインレンダーパイプラインの Material Validator ウィンドウのリファレンス

Validate Albedo モード

Albedo モードを検証する場合の PBR Validation Settings、シーンビューに表示される
Albedo モードを検証する場合の PBR Validation Settings、シーンビューに表示される

Material Validation を Validate Albedo モードに設定するとき、シーンビューに表示される PBR Validation Settings

プロパティ 機能
Check Pure Metals このチェックボックスを有効にすると、Unity が金属として定義しているにもかかわらずアルベド値が 0 ではないピクセルを検出したときに、マテリアルバリデーターがそれを黄色で表示します。詳細については、ピュアメタル を参照してください。デフォルトでは、これは無効になっています。
Luminance Validation ドロップダウンを使用して、マテリアルバリデーターのプリセット設定を選択します。Default Luminance 以外のオプションを選択した場合は、Hue Tolerance と Saturation Tolerance も調整できます。プロパティ名の下にあるカラーバーは、設定のアルベド色を示します。ドロップダウンの下の Luminance 値は、最低輝度と最高輝度の値を示します。マテリアルバリデーターは、この値の範囲外の輝度値を持つピクセルを強調表示します。デフォルトでは Default Luminance に設定されています。
Hue Tolerance マテリアルのアルベド色の値をチェックするときに、このスライダーを使用して、マテリアルの色相とバリデーター設定の色相との間で許容できる誤差の量を制御できます。
Saturation Tolerance マテリアルのアルベド色の値をチェックするときに、このスライダーを使用して、マテリアルの彩度とバリデーター設定の彩度の間で許容できる誤差の量を制御できます。
Color Legend マテリアルのピクセルが定義された値の範囲外にあるときに、マテリアルバリデーターが以下の色でシーンビューに表示します。
赤色 Below Minimum Luminance Value マテリアルバリデーターは、Luminance Validation で定義された最低輝度値より低いピクセルを赤色で表示します (暗すぎることを意味します)。
青色 Above Maximum Luminance Value マテリアルバリデーターは、Luminance Validation
で定義された最高輝度値より高いピクセルを青色で表示します (明るすぎることを意味します)。
黄色 Not A Pure Metal Check Pure Metals が有効になっている場合、Unity が金属として定義しているにもかかわらずアルベド値が 0 ではないピクセルを検出したときに、マテリアルバリデーターはそれを黄色で表示します。詳細については、後述のピュアメタルを参照してください。

Validate Metal Specular モード

Validate Metal Specular モードの PBR validations settings
Validate Metal Specular モードの PBR validations settings

Material ValidationValidate Metal Specular に設定すると、シーンビューに表示される PBR Validation Settings。

プロパティ: 機能:
Check Pure Metals このチェックボックスを有効にすると、Unity が金属として定義しているにもかかわらずアルベド値が 0 ではないピクセルを検出したときに、マテリアルバリデーターがそれを黄色で表示します。詳細については、後述のピュアメタルを参照してください。デフォルトでは、これは無効になっています。
Color Legend マテリアルのピクセルが定義された値の範囲外にあるときに、マテリアルバリデーターが以下の色でシーンビューに表示します。それは、それらのスペキュラー値が、そのタイプのマテリアル (金属、または非金属) にとって有効範囲外の値であるということを意味します。有効な範囲についてはこの表の下を参照してください。
赤色 Below Minimum Specular Value マテリアルバリデーターは、最低スペキュラー値より低い値を持つピクセルを赤色で表示します。(非金属では 40、金属では 155)。
青色 Above Maximum Specular Value マテリアルバリデーターは、最高スペキュラー値より高い値を持つピクセルを青色で表示します。(非金属では 75、金属では 255)。
黄色 Not A Pure Metal Check Pure Metals が有効になっている場合、Unity が金属として定義しているにもかかわらずアルベド値が 0 ではないピクセルを検出したときに、マテリアルバリデーターはそれを黄色で表示します。詳細については、後述のピュアメタルを参照してください。

追加リソース

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