納得のいく物理的挙動をするようにするには,オブジェクトがゲームの中で正しく加速したり,重力や他の力や衝突による影響を受けたりしなければなりません。Unityに組み込まれている物理エンジンは物理シミュレーションを処理するコンポーネントを提供します。わずかなパラメータ設定で,現実的な方向に受動的に振る舞うオブジェクト作成することができます。(すなわち,オブジェクトは衝突や落下によって移動しますが,自ら移動を始めません。)スクリプトから物理法則を制御することで,オブジェクトの車両,機械や布片の移動に躍動感を与えることができます。このページではUnityの主な物理コンポーネントの概要とさらに深く理解するためのリンク先をあわせて説明します。
注意: Unityには3D物理用と2D物理用の2つの別のエンジンが実装されています。主なコンポーネントは(3次元として使うもの以外)2つのエンジン間で同一ですが,異なるコンポーネントで実装されています。例えば,3D物理のためのRigidbodyコンポーネントと似たような2D物理のためのRigidbody 2Dがあります。