このシェーダは車や,金属の物体などの反射表面をシミュレートします。具体的に何が反射するのかを定義する,Environment Cubemap(環境キューブマップ)が必要です。メインのテクスチャのアルファチャネルはオブジェクトの表面での反射の強度を定義します。シーンにおけるライトはすでに反射されているものの上に追加で照らされます。
Parallax Normal mapped(視差法線マップ)は通常のNormal mappedと同じであるが,デプスをより良くシミュレーションしています。この追加のデプス効果はHeight Map(高低マップ)を使用して得られます。Height Mapはノーマルマップのアルファチャネルに含まれます。アルファにおいて,黒はデプスがゼロで,白はデプスが最大値です。これは煉瓦や石で主に使用され間のクラックをより良く表現します。
Parallax mappingのテクニックは比較的簡単ですが,画像の乱れや異常なエフェクトが発生することがあります。具体的には,Height Mapでの急激な高低さの変化は避けるべきです。InspectorでHeightの値を調整することもオブジェクトの歪みにつながり,不自然で非現実的に見えることがあります。この理由から,Height Mapで穏やかな高低さの変化とすることと,Heightスライドバーを低い側に保つこと,を推奨します。
Diffuse(拡散)は簡単な (Lambertian(ランバート))ライティングモデルを計算します。表面のライティングは光源との角度が小さくなるにつれ弱まります。ライティングはこの角度のみに依存し,カメラの移動・回転による影響を受けません。
一般的に,このシェーダはレンダリングは高価です。詳細についてはShader Peformance を参照下さい。