Scenes には,ゲームのオブジェクトが含まれています。 シーンを使用して,メイン メニュー,個々のレベルなどを作成できます。 1 つのシーン ファイルは 1 つのレベルとして考えてください。 各シーンでは,環境や障害物,装飾を配置し,主にゲームを細かく設計および作成します。
最後の項で説明する方法で Prefab を作成します。 プレハブの詳細については,ここ を参照してください。 プレハブを作成したら,Instance と呼ばれるプレハブのコピーを素早く,簡単に作成できます。 プレハブのインスタンスを作成するには,Project View から,Hierarchy または Scene View にプレハブをドラッグします。 今度は,プレハブの 1 つだけのインスタンスを自由に配置し,微調整します。
プレハブや GameObject を強調表示すると,Components を使用して,機能をさらに追加できます。 各種コンポーネントの詳細については,コンポーネント のリファレンス を参照してください。 Scripts は,コンポーネントの一種です。 コンポーネントを追加するには,Game Object を強調表示し, メニューからコンポーネントを選択します。 コンポーネントが Game Component の Inspector に表示されます。 スクリプトは,デフォルトで, メニューにも含まれます。
コンポーネントの追加により,そのプレハブへの GameObject の接続が壊れる場合は,リンクを再構築するため,常にメニューから
を使用できます。GameObject をシーン内に置くと,Transform Tools を使用して,好きな時に配置できます。 さらに,インスペクタで「Transform」値を使用して,配置と回転を微調整できます。 GameObject の配置および回転の詳細については,トランスフォーム コンポーネント のリファレンス ページを参照してください。
Camera はゲームにおける視界そのものです。 プレイ時にプレイヤーが目にするものはすべて,1 つまたは複数のカメラを通じて得られます。 その他の GameObject 同様,カメラは配置,回転,親子関係の構築を行うことができます。 カメラは,カメラ コンポーネントがアタッチされた GameObject にすぎません。 そのため,通常の GameObject ができることの他,カメラ固有の機能も行うことができます。 スクリプトパッケージと共にインストールされる便利なカメラ スクリプトがあります。 新しいプロジェクト作成時に スクリプトパッケージを含めるか,メニューから Components->Camera-Control^^ を選択すると見つけることができます。 理解すべきカメラに追加される側面が幾つかあります。 カメラについては,カメラ コンポーネント のリファレンス を参照してください。
非常に稀なケースを除いて,シーンに必ず Lights を追加する必要があります。 ライトには 3 種類あり,そのすべての動作がそれぞれ若干異なります。 重要なことは,ライトは,ゲームにムードや雰囲気を加えることができます。 照明が変わると,ゲームのムードも完全に代わり,ライトの活用は学ぶべき重要な主題になります。 ライトについては,ライト コンポーネント のリファレンス を参照してください。