Raw Image コントロールは,非相互干渉型の画像をユーザーに表示します。これは装飾やアイコンなどに使用され,他のコントロールの変更を反映するよう,画像はスクリプトからも変更することができます。コントロールは Image コントロールに似ていますが,画像をアニメーションさせ,正確にコントロール矩形をとじ込む一連のオプションは有していません。しかし, Raw Image はどのようなテクスチャも表示できますが,Image は Sprite テクスチャしか表示することはできません。
プロパティ: | 特徴: |
---|---|
Texture | 表示する画像を表すテクスチャ。 |
Color | 画像に適用する色。 |
Material | 画像をレンダリングするために使用する Material。 |
UV Rectangle | 正規化された座標で示された,コントロール矩形内での画像のオフセットとサイズ( 0.0 から 1.0 範囲)。画像の端は UV 矩形周りのスペースを埋めるように引き延ばされています。 |
Raw Image はスプライトテクスチャを必要としないため, Unity プレーヤーが利用可能な任意のテクスチャを表示するためにそれを使用することができます。例えば, WWW クラスを使用して URL からダウンロードした画像や,ゲーム内のオブジェクトのテクスチャを表示するかもしれません。
UV Rectangle プロパティによって,大きな画像の一部を表示することができます。 X と Y 座標は,コントロールの左下隅と整列された画像の一部を指定します。例えば, X 座標の 0.25 という値で画像左端の4分の1を遮断します。 W と H (即ち幅(Width)と高さ(Height) ) プロパティは,コントロール矩形に合わせて拡縮する画像の一部の幅と高さを表します。例えば,W と H の 0.5 という値で,画像領域をコントロール矩形の4分の1まで縮小します。これらのプロパティを変更することで,必要に応じて画像をズームしたり,拡大縮小することができます( Scrollbar コントロールもご覧下さい)。