次のセクションでは 複数の状況においてUnity エディタでの問題をトラブルシューティングして予防する方法を説明します。一般的にはコンピュータが システム要件 を満たすことを確認し,最新であること,システムで必要なユーザーパーミッションがあることをチェックします。また,プロジェクトを保護するために定期的にバックアップします。
異なるフォルダに複数のエディタのバージョンをインストール出来ます。しかし,プロジェクトは新しいバージョンによりアップデートされると古いバージョンの Unity では開けなくるため,あらかじめバックアップして下さい。詳細については, 複数バージョンのインストール に関するマニュアル ページを参照して下さい。
アドオンのライセンスは Unity のメジャー番号が同じ場合,例えば 3.x および 4.x,のみ有効です。もし Unity のマイナーバージョンのアップグレードを行う場合,例えば 4.0 から 4.1 の場合,アドオンは保持されます。
インターネット経由のアクティベーションが Unity ライセンスを生成するにはよりベターな方法です。しかし問題がある場合は次のステップに従って下さい:
コンピュータをネットワークから切断しておきます。しない場合は,“tx_id invalid” エラーが出るかもしれません。
Manual Activation を選択します。
Save License Request をクリックします。
保存先に良く使用する場所,例えば Downloads フォルダを選択します。
ネットワークを再接続して https://license.unity3d.com/ を開きます。
file フィールドで Browse クリックして, license request ファイル を選択します。
Unity に必要なライセンスを選択したうえ,求められた情報を入力します。
Download License をクリックしてファイルを保存します。
Unity に戻り,必要に応じて Manual Activation を選択します。
Read License をクリックしてダウンロードされたライセンス ファイルを選択します。
それでも登録やユーザーアカウントへのログインに問題がある場合はお手数ですが support@unity3d.co.jp へご連絡下さい。
もしUnityの起動時にクラッシュする場合は,コンピュータが最低限の システム要件 を満たすことを確認します。さらに最新のグラフィックドライバおよびサウンドドライバにアップデートします。
もしディスク書き込みエラーが発生した場合はユーザーアカウントの制約をチェックします。MacOS の場合,“root user” とすることは推奨ではなく,Unity のテストもこのモードでは行われていません。Unity は常にこれらのフォルダで書き込み パーミッションをつけられていますが,もしこれらを手動で許可している場合は,次のフォルダをチェックします:
Windows:
%AllUsersProfile%\Unity (typically C:\ProgramData\Unity)C:\Documents and Settings\<user>\Local Settings\Application Data\UnityC:\Users\<user>\AppData\Local\UnityMacOS:
/Library/Application Support/Unity~/Library/Logs/Unityユーザーからの報告には,ネイティブでないパーティションでフォーマットしたハードディスクを使用したり,特定のソフトウエアを使用してストレージデバイス間でデータ変換を行ったりして,トラブルを経験しているケースがあります。
壊れたフォントによりUnity がクラッシュする場合があります。次の方法により壊れたファイルを見つけることが出来ます:
Windows:
MacOS:
Font Book アプリケーションを起動ひます。
全てのフォントを選択します。
“File” メニューを開き,“Validate Fonts” を選択します。この時,コンピュータ問題のあるフォントは無効と表示されます。
壊れたファイルを削除して再インストールします。
システムはリソースが制限されている場合があります。例えばバーチャルマシン上で実行されている,などです。Task Manager を使用して大量のメモリを消費するプロセスを見つけます。
Unity が壊れたプロジェクトを開こうとする場合があります。これはデフォルトのサンプルプロジェクトの場合も同様です。その場合はプロジェクトのフォルダをリネームまたは移動して下さい。Unity が正しく起動した後,希望すればプロジェクトをリストアすることが出来ます。
壊れたインストールの場合,Unity を再インストールする必要があります。 - 以下の手順を試してください。
Windows では,インストール エラー,レジストリの破損,不整合,その他の問題が発生する場合があります。例えば 0xC0000005 エラーは試みるべきでないメモリ アクセスぎ行われたことを示します。もし新しいハードウェアまたはドライバを最近に追加した場合,ハードウェアを外して置き換えることによって,それが原因かどうかの切り分けをします。診断ソフトウエアを実行してオペレーティングシステムのトラブルシューティングの情報をチェックします。
もしエディタの実行がビルド時に遅かったりクラッシュする場合,利用可能なシステムリソースが全て消費されたことに起因する場合があります。プロジェクトのビルドを,する際に他の全てのアプリケーションを閉じます。ユーティリティを使用してシステムをクリーンアップしてタスクマネージャー (Windows) またはアクティビティ モニタ (MacOS) を使用して大量のリソース,例えばメモリなどを,を消費しているプロセスがあるか見つけます。時々,アンチウィルス ソフトウエアにより,スキャン時にファイルシステムの速度低下または最悪完全にブロックする場合があります。
プロジェクトを破壊する要素はたくさんあり, プロジェクトは継続的にバックアップ して,不慮の事故を未然に防止すべきです。Mac OS では,専用の目的で確保してある外部ハードディスクによりTime Machine を有効化します。データ喪失した後,存在するファイル リカバリ ユーティリティはどれを試してもよいが,不可逆のプロセスである場合があります。
次のステップに従ってエディタを再インストールします:
Unity をアンインストールします。MacOS にいる時,Unity アプリをごみ箱に移動します。
次のファイルがある場合は削除します。
%AllUsersProfile%\Unity\ (typically C:\ProgramData\Unity)/Library/Application Support/Unity/コンピュータを再起動します。
最新版をウェブサイトからダウンロードします。これは元のインストールご壊れている場合があるためです:
Unityを再インストールします。