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言語English
  • C#
  • JS

スクリプト言語

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Rigidbody

class in UnityEngine

/

継承:Component

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説明

物理演算によりオブジェクトの位置を制御します。

Rigidbody コンポーネントをあるオブジェクトに追加すると、そのオブジェクトの動作を Unity の物理エンジンの管理下におきます。コードを追加しなくても、Rigidbody オブジェクトは重力によって下方向にひっぱられ、正しい Collider コンポーネントが存在している場合には接触しているオブジェクトとの衝突に反応します。

また、Rigidbody はオブジェクトに力を適用し、物理的に現実的な方法でそれをコントロールするためのスクリプト API も有しています。例えば、ある自動車の挙動は車輪によって加えられる力という面から指定することができます。この情報に基づけば、物理エンジンは車の挙動のその他ほとんどの側面を扱うことができるので、現実的に加速したり、衝突に対して正確に応答します。

スクリプトでは、FixedUpdate 関数は力を適用したり、Rigidbody の設定を変更する場所とすることが推奨されます(対照に Update は、その他ほとんどのフレーム更新作業で使用されます)。理由は、物理挙動の更新が時間進行単位で行われており、フレーム更新は関係ないからです。FixedUpdate は物理挙動更新の直前に呼び出されるため、その中でなされたどのような変更も直接反映されます。

Rigidbody で作業を始める際の一般的な問題には、ゲームの物理挙動が「スローモーション」で実行されているように見えるというものがあります。これは実際にあなたのモデルに使用されているスケールに起因しているものです。デフォルトの重力設定は、1 ワールドユニットが距離の 1 メートルに対応することを前提としています。非物理的なゲームでは、あなたのモデルがすべて 100 ユニットの長さであっても大した差はありませんが、物理挙動を用いればそれらはとても大きなオブジェクトとして扱われます。もし小さいと思われるようなオブジェクトに大きなスケールを使用すれば、それらはとてもゆっくりと落下しているように見えます。なぜなら、物理エンジンはそれらをとても長い距離を落下しているとても大きなオブジェクトと見なすからです。このことを念頭に置き、オブジェクトは現実の生活のスケールよりも大きく、または小さくするようにしましょう(したがって、例えば車は 4 ユニット = 4 メートルほどにしておくべきです)。

変数

angularDragオブジェクトの回転に対する抵抗
angularVelocityRigidbody の角速度ベクトル
centerOfMassTransform の原点に対する質量の中心
collisionDetectionModeRigidbody の衝突検出モード
constraintsRigidbody のシミュレーションで自由に操作できる軸をコントロールします
detectCollisions衝突検出を有効にするかどうか(デフォルトでは常に有効)
dragオブジェクトの抵抗
freezeRotation物理演算による回転の影響を受けるかどうか
inertiaTensor質量の中心に対する、相対的な対角慣性テンソル
inertiaTensorRotation慣性テンソルの回転角度
interpolationinterpolation を使用することで、固定フレームレートで物理処理実行のエフェクトをなめらかにできます。
isKinematic物理演算の影響を受けるかどうか
massRigidbody の質量
maxAngularVelocityRigidbody の最大角速度(デフォルトは 7 )範囲は { 0、infinity }.
maxDepenetrationVelocity貫通状態から出るときのリジッドボディの最大速度
positionRigidbody の位置
rotationRigidbody の角度
sleepThresholdオブジェクトがスリープ状態に入る、質量で正規化された運動エネルギーのしきい値。
solverIterationCount許可されている Rigidbody あたりのソルバー反復回数
useConeFrictionRigidbody で摩擦円錐を使用するかどうか
useGravityRigidbody が重力の影響を受けるかどうか
velocityRigidbody の速度ベクトル
worldCenterOfMassワールド座標による質量の中心値(読み取り専用)

Public 関数

AddExplosionForce爆発のエフェクトをシミュレートするために Rigidbody に力を適用させます。
AddForce Rigidbody に力を加えます
AddForceAtPosition特定の位置から力を適用します。結果、これはトルクを適用しオブジェクトに力を加えます
AddRelativeForceローカル座標に対して Rigidbody に相対的な力を加えます。
AddRelativeTorqueローカル座標に対して Rigidbody に相対的な力を加えます。
AddTorqueRigidbody にトルクを追加します
ClosestPointOnBoundsアタッチされたコライダーのバウンディングボックスにもっとも近い位置
GetPointVelocityワールド座標における、Rigidbody オブジェクトの速度を取得します
GetRelativePointVelocityローカル座標における、Rigidbody オブジェクトの相対的速度を取得します
IsSleepingスリープモードかどうか
MovePositionRigidbody オブジェクトを指定する位置へ移動します
MoveRotationRigidbody オブジェクトを指定する角度へ回転します
ResetCenterOfMassRigidbody の重心をリセットします。
ResetInertiaTensor慣性テンソル値と回転をリセットします。
SetDensity不変な密度と仮定してアタッチされたコライダーをもとに質量を設定します
Sleep最新の 1 フレームで Rigidbody を強制的にスリープモードにします
SweepTestRigidbody オブジェクトが特定の方向でオブジェクトと衝突するかテストします
SweepTestAll Rigidbody.SweepTest のようですが、これはヒットしたすべてを返します
WakeUp強制的にスリープモードを解除します

メッセージ

OnCollisionEnterOnCollisionEnter はこのコライダー/リジッドボディが他のリジッドボディ/コライダーと触れ始めたときに呼び出されます。
OnCollisionExitOnCollisionExit は、このコライダー/リジッドボディが他のリジッドボディ/コライダーから離れた瞬間に呼ばれます。
OnCollisionStayOnCollisionStay はリジッドボディ/コライダーに触れているすべてのコライダー/リジッドボディに対して毎フレーム呼び出されます。

継承メンバー

変数

gameObjectこのコンポーネントはゲームオブジェクトにアタッチされます。コンポーネントはいつもゲームオブジェクトにアタッチされています。
tagゲームオブジェクトのタグ
transform GameObject にアタッチされた Transform (アタッチされていない場合は null)
hideFlagsオブジェクトは非表示、シーンに保存、ユーザーが編集可能、などを設定する。
nameオブジェクト名

Public 関数

BroadcastMessageゲームオブジェクトまたは子オブジェクトにあるすべての MonoBehaviour を継承したクラスにある methodName 名のメソッドを呼び出します。
CompareTagこのゲームオブジェクトは tag とタグ付けされているかどうか
GetComponentゲームオブジェクトに type がアタッチされている場合は type のタイプを使用してコンポーネントを返します。ない場合は null です
GetComponentInChildren GameObject や深さ優先探索を活用して、親子関係にある子オブジェクトから type のタイプのコンポーネントを取得します。
GetComponentInParent GameObject や深さ優先探索を活用して、親子関係にある親オブジェクトから type のタイプのコンポーネントを取得します。
GetComponents GameObject から type のタイプのコンポーネントを「すべて」取得します。
GetComponentsInChildren GameObject や深さ優先探索を活用して、親子関係にある子オブジェクトから type のタイプのコンポーネントを「すべて」取得します。
GetComponentsInParent GameObject や深さ優先探索を活用して、親子関係にある親オブジェクトから type のタイプのコンポーネントを「すべて」取得します。
SendMessageゲームオブジェクトにアタッチされているすべての MonoBehaviour にある methodName と名付けたメソッドを呼び出します
SendMessageUpwardsゲームオブジェクトと親(の親、さらに親 ... )にアタッチされているすべての MonoBehaviour にある methodName と名付けたメソッドを呼び出します
GetInstanceIDオブジェクトのインスタンス ID を返します
ToStringゲームオブジェクトの名前を返します

Static 関数

Destroyゲームオブジェクトやコンポーネント、アセットを削除します
DestroyImmediate直ちにオブジェクトを破壊する (Destroy 関数の方を使うことを推奨します)
DontDestroyOnLoad新しいシーンを読み込んでもオブジェクトが自動で破壊されないように設定します
FindObjectOfTypeタイプ type から最初に見つけたアクティブのオブジェクトを返します
FindObjectsOfTypeタイプから見つけたすべてのアクティブのオブジェクト配列を返します
Instantiateオブジェクト original のコピーを返します

Operator

boolオブジェクトが存在するかどうか
operator !=二つのオブジェクトが異なるオブジェクトを参照しているか比較します
operator ==2つのオブジェクト参照が同じオブジェクトを参照しているか比較します。