Unity は新しいバージョンをリリースするたびに、多くの新機能、既存の機能に対する改善、変更、修正をしています。本ページでは、マニュアルの中で、主に目立つ新しい機能、アップデートされた機能に向けのクイックガイドです。すべての一覧については Unity 5.3 リリースノートを参照してください。
Multi-Scene Editing: エディター上で複数のシーンを同時に開いて、同時に編集します。ヒエラルキーウィンドウの新機能として、複数シーンを同時に管理することができるようになったので、仕事別にシーンを分けやすくなりました。
New 2D Joint, Buoyancy Effector & Sprite Creator: 新しくジョイントのタイプが追加されました。さらに、Buoyancy Effector を使用して流体の体積をシミュレーションすることが可能になり、Sprite Creator で 2D で使用する “プリミティブ” スタイルのプレースホルダーを活用できます。
OpenGL Core Support: OpenGL Core は一言で言えば DirectX 11 と機能的に同等であり、DirectX 11 対応の OpenGL のプラットフォーム上で同じ高度なシェーダー機能の多くを開くことができます。
Euler Curve Animation Import: デフォルトでは、回転のカーブはインポート中にクォータニオンとして再サンプリングされますが、時々望ましくないカーブになり、オリジナルアニメーションとの間に差が生じてしまいます。オイラー角の値として、回転角度を定義するカーブを維持したいときに選択することができます。
LZ4 Asset Bundle Compression: アセットバンドルの必要な部分だけを解凍することができる、新しい圧縮オプション。これは、全体のバンドルを解凍することにより待ち時間が発生してしまう原因を解決することができます。
Sprite Flipping: 負の値を Transform のスケールに設定する代わりに、チェックボックスにチェックを入れるだけで X と Y 平面が反転したスプライトになります。
Particle System Improvements: すべてのモジュールプロパティーがスクリプトから利用できます。また、3D Rotation & Emission from Skinned Mesh surfaces などのような新機能も加わりました。他にも小さな改善が行われたので、詳しい情報については 5.3 リリースノートを参照してください。
iOS App Store、Mac App Store、Google Play や Windows Store を含め、最も人気のある App ストアで、アプリ内課金(In-App Purchase)の実装が簡単になりました。
同時に8つの違う画面で、最高で8つまで異なるカメラビューを表示します。マルチディスプレイ対応のシミュレーションリグ、公衆施設などで使える最高の機能です。
既存のホストの接続が失われてしまう場合、クライアントの 1 つが新しいホストとして引き継がれるようになります。
ゲームのメインスレッドの待ち時間を減らすために、テクスチャデータをタイムスライシングで GPU にアップロードが可能になります。
マルチコアバッチの改善により、ビルボードツリーは良好なパフォーマンスを維持できるようになりました。
シリアライズ可能な Unity オブジェクトから JSON に簡単に相互変換することができます。