イメージエフェクト
ブルーム

アンチエイリアス

ポスト処理エフェクトの アンチエイリアス はグラフィックを滑らかにするように設計されたアルゴリズムをまとめたものです。 画像内で異なる色が隣接する領域では、 ピクセルの形状が境界に沿ってとても独特な “階段” のような形状を取ることがあります。 このエフェクトは エイリアス と言われており、アンチエイリアスはその効果を減らす量を指しています。

左のシーンはアンチエイリアスなしでレンダリングされており、右のシーンは FXAA1PresetB アルゴリズムのエフェクトを表示している
左のシーンはアンチエイリアスなしでレンダリングされており、右のシーンは FXAA1PresetB アルゴリズムのエフェクトを表示している

アンチエイリアスアルゴリズムは画像を元にしており、 遅延シェーディングや HDR レンダリングを使用する場合など、(Quality Settings で使用されるような)伝統的なマルチサンプリングが適切にサポートされていない状況における遅延レンダリングではとても有用です。

現在サポートされているアルゴリズムは NVIDIA の FXAA, FXAA II, FXAA III (調節可能で、コンソールに最適化されています)、 ローカルエッジのみにブラーをかけ、長いエッジを処理する DLAA アルゴリズムに適応するシンプラーエッジブラー(NFAA, SSAA)です。 SSAA は最も高速な技術であり、 NFAA, FXAAII, FXAA II, DLAA とそのほかの FXAA 系統のものにフォローされています。 通常ではアンチエイリアスの質はアルゴリズムの速度とのトレードオフになりますが、 どのアルゴリズムを使用するかで少し違いが出る可能性があります。

コンソール開発で特に関心を持たれるその問題に対して、 最適化された FXAA III 実装は質とパフォーマンス間で最大のトレードオフを提供し、 その上にはっきりさせるか、ぼかすかを調節可能です。

他の イメージエフェクト 同様、 有効にするには Standard Assets Effect パッケージ をインストールしていなければいけません。

プロパティー

プロパティー: 説明:
AA Technique 使用アルゴリズム

ハードウェアサポート

このエフェクトは、サポートするグラフィックカードが必要です Shader Model 3 。 詳細は、[グラフィックスハードウェアの機能とエミュレーション](GraphicsEmulation)のページと準拠したハードウェアのリストを参照してください。

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