アニメーションクリップの準備が整ったら、 Animator Controller が必要です。 Unity 内部で生成される Animator Controller アセットを使う事によって、キャラクターやオブジェクトのアニメーションセットを保持する事ができるようになります。
アニメーターコントローラーは Assets メニューから、または、Project ウィンドウの Create メニューから作成できます。
多くの場合、ゲームの状況にあわせて複数のアニメーションを切り替える事が普通です。例えば、スペースバーが押されたら、歩きのアニメーションからジャンプに切り替えるような事があります。とは言え、たとえアニメーションクリップが一つしかない場合でも、ゲームオブジェクトで使うためにはアニメーターコントローラーに登録する必要があります。
コントローラーは、さまざまなアニメーションのステートやステート間の遷移を管理するために、いわゆる State Machine を使用します。これは、一種のフローチャートとも、あるいは Unity に含まれるビジュアル・プログラミング言語で書かれた簡単なプログラムと考えることもできます。ステートマシンに関する詳しい情報は こちらで参照してください。アニメーターコントローラーの作成、表示、編集は Animator ウィンドウ を参照してください。
アニメーターコントローラーは、それを参照している Animator コンポーネントをアタッチする事によって、最終的にオブジェクトに適用されます。使い方の詳細は、リファレンスマニュアルの Animator コンポーネントと Animator Controller を参照してください。