SketchUp は建築モデリングによく使用されるソフトウェアです。 Unity は SketchUp ファイルを直接読み込み、以下の SketchUp 機能をサポートします。
ヒント SketchUp から FBX ファイルをエクスポートする方法については、他のアプリケーションからのエクスポート を参照してください。
SketchUp ファイルを Unity に直接インポートするには、Finder (MacOS) またはファイルマネージャー (Windows) を使用して、ファイルを Assets フォルダーにドラッグします。 Unity 内でアセットファイルをクリックすると、モデルインスペクターは特別な Sketch Up タブに表示されます。
プロパティ | 機能 | |
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SketchUp | ||
Generate Back Face | Unity で後ろ向きのポリゴンを生成します。デフォルトでは、SketchUpで後ろ向きのポリゴンに割り当てられたマテリアルがないかぎり、Unity は前向きのポリゴンのみをインポートしてポリゴンの数を減らします。 | |
Merge Coplanar Faces | Unity でメッシュを生成するときに、同一平面上の面をマージします。 | |
Unit Conversion | ユニット変換のための長さの計測 | |
単位選択のドロップダウン | 変換に使用する単位を選択します。デフォルトは Meters (メーター) です。 | |
変換する値 | この値は、Scale Factor の計算方法を決定します (後述の ユニット変換 を参照してください)。 | |
Longitude | 地理座標系の位置を特定するために使用する Geo Coordinate システムからの読み取り専用の値。 | |
Latitude | 地理座標系の位置を特定するために使用する Geo Coordinate システムからの読み取り専用の値。 | |
North Correction | Geo Coordinateシステムからの読み取り専用の値。北を Z 軸に回転させるために必要な角度を指定します。 | |
Select Nodes | インポートするノードを指定するウィンドウを開きます。ノードは SketchUp のエンティティ、グループ、コンポーネントインスタンスを表します。例えば、1 つのファイルに複数の長椅子が含まれている場合は、インポートしたいものを選べます。詳細は、後述のSketchUpNode の選択 を参照してください。 |
インスペクターウィンドウのその他のオプションは、3D モデルの一般的なインポートオプション です。これらは、すべての 3D モデリングアプリケーションで使用できます。
デフォルトでは、Unity は SketchUp モデルの 1 メートルを 1 ユニットにスケールします。
デフォルトの Unit Conversion の値を変更すると、インポートしたファイルのスケールに影響します。
Unity は各ノードの SketchUp ファイルの可視設定をサポートします。 ノードが SketchUp ファイルで非表示の場合、デフォルトでは Unity はノードをインポートしません。 ただし、Select Nodes ボタンをクリックして SketchUp ノードの階層を SketchUp Node Selection Dialog ウィンドウに表示することで、この動作をオーバーライドできます。
ファイル内の各グループとコンポーネントインスタンスは、ノードとして階層に表示され、選択/選択解除できます。加えるノードの選択が完了したら、OK ボタンをクリックして選択したノードのみをインポートします。