スプライトマスクは、ワールド空間のスプライトやスプライト群の一部を隠したり、または表示するために使用されます。スプライトマスクは、Sprite Renderer コンポーネントを使用するオブジェクトにのみ効力があります。
スプライトマスクを作成するには、メインメニューから GameObject > 2D Object > Sprite Mask の順に選択します。
 
 
 
| プロパティ | 機能 | 
|---|---|
| Sprite | マスクとして使用されるスプライト | 
| Alpha Cutoff | アルファが、透明な範囲と不透明な領域の間のブレンドを含む場合、表示する領域のカットオフ値を手動で決定することができます。 | 
| Range Start | Range Start はマスキングを開始するソーティングレイヤー | 
| Sorting Layer | マスクのソーティングレイヤー | 
| Order in Layer | ソーティングレイヤーの順序 | 
| Range End | |
| Mask All | デフォルトで、マスクの背後にあるすべてのレイヤー (Order 値の低いレイヤー) に効力があります | 
| Custom | Range End が、カスタムの Sorting Layer と Order in Layer に設定されます | 
 
Sprite Mask ゲームオブジェクト自体はシーンに表示されず、スプライトとの相互作用の結果だけが表示されます。シーンにそれ自体を表示するには、Scene メニューで Sprite Mask オプションを選択します。
 
スプライトマスクは常に有効です。ただし、スプライトにスプライトマスクの効力を与えるためには、Sprite Renderer の Mask Interaction を設定する必要があります。
 
デフォルトで、Mask Interaction が Visible か Not Visible Under Mask に設定してあるシーンのすべてのスプライトに対して、スプライトマスクが効果を発揮します。ただし、特定のスプライトや特定のスプライト群にだけ効力を与えたい場合もたびたび発生します。
 
マスクが確実に特定のスプライトと相互作用するためには Sorting Group コンポーネントを使用します。
 
マスクの効果を制御するもう 1 つの方法は、スプライトマスクの Custom Range 設定を使用することです。
 
Range Start と Range End を使うと、ソーティングレイヤーやレイヤーの順序に基づいてスプライトを選択的にマスクすることが可能になります。
