Version: 2018.4
言語: 日本語
USS セレクター
USS でサポートされるプロパティ

プロパティタイプ

ビルトインとカスタムのプロパティ

USS を使用する場合、UI コード内のビルトインの VisualElement プロパティの値や カスタムプロパティの値を指定できます。

USS ファイルからそれらの値を読み込むことに加えて、ビルトインのプロパティ値は VisualElement の C# プロパティを使用して C# で割り当てることができます。C# で割り当てられた値は、Unity スタイルシート (USS) から値をオーバーライドします。

カスタムプロパティの API を使用して USS を拡張できます。

プロパティ値

ここでは、サポートされている型を列挙します。

キーワード

以下のキーワードは特別な意味を持ちます。

  • auto
  • inherit
  • unset
  • true
  • false
  • none

制限: キーワード autoinheritunset は正しくインポートされますが、ランタイムにはサポートされません。

数値プロパティ

UIElement はユニットをサポートしません。すべてのプロパティはピクセルで指定されているものとします。

数値は浮動小数点数または整数リテラルです。例えば flex:1.0width:200。数値は、整数リテラルを含め浮動小数点数として保存されます。

列挙型

列挙型は、enum ベースのビルトインプロパティでのみサポートされます。列挙型では、数字の代わりに分かりやすい名前で示されます。例えば position-type:absolute

UIElement は、以下のリテラルの色の値と関数をサポートします。

  • 16 進数値: #FFFF00 (rgba はチャンネルごとに 1 バイト)、#0F0 (rgb)
  • RGB 関数:rgb(255, 255, 0)
  • RGBA 関数: rgba(255, 255, 0, 1.0)
  • HSL 関数: hsl(0, 100%, 50%)

アセット

resource()url() 関数を使ってアセットを参照することができます。例えば background-image: resource("Images/img.png") を指定すると Images ディレクトリの img.png を背景画像として指定できます。参照されたアセットはインポート中に解決されます。

resource() 関数は Resources フォルダーか Editor Default Resources フォルダー下のファイルを受け取ります。以下の注意点があります。

  • ファイルが Resources フォルダー下にある場合は、ファイル拡張子を入れないでください。例えば background-image: resource("Images/my-image")
  • ファイルが Editor Default Resources下にある場合は、ファイル拡張子を入れる必要があります。例えば background-image: resource("Images/default-image.png")

url() 関数はファイルパスがプロジェクトのルートか、USS ファイルを含むフォルダーのどちらかに相対的であることを前提にしています。ファイル拡張子を入れる必要があります。例えば background-image: url("Images/my-image.png")

テクスチャの場合、ファイルにサフィックス @2x を持つバージョンがある場合、このファイルは Retina や HiDPI 画面用に自動的に読み込まれます。

文字列

引用符を使用して文字列の値を指定します。例えば my-property: "foo"


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