Version: 2018.4
言語: 日本語
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コアイベント

Analytics イベント

Unity は、ユーザーがアプリケーションやゲームを使用するときにイベントを送信することによって Analytics データを収集します。Unity は一連のコアイベントを自動的に送信します。追加のイベントを設定して、ユーザーがどのようにゲームをプレイしているかや、どのようにアプリケーションを使用しているかについて、より詳しく深い情報を収集することができます。

Analytics イベントのタイプには以下が含まれます。

  • コアイベント: セッションベースとデバイスベースのイベント。
  • 標準イベント: 標準の名前とパラメーターを持つビヘイビア関連イベント。ユーザー体験とプレイヤービヘイビアを追跡します。
  • カスタムイベント: 完全にカスタム化可能なイベント。名前、目的、パラメーターなど、必要に応じて独自に定義できます。
  • トランザクションイベント: サードパーティーのアプリ内課金 (IAP) の API を使って IAP を追跡するために使用する特別なイベント。
  • その他: Heatmap のような、特定の目的を持つ特別なイベント。このようなイベントは通常、カスタムイベントに基づいています。ただし、それらを送信する API がイベント名とパラメーターを制御します。

Unity は自動的にコアイベントを送信します。他のタイプのイベントは、適当なタイミングで送信される必要があります。標準タイプとカスタムタイプのイベントは、Analytics Event Tracker コンポーネント、または、スクリプトを通して送信できます。

Unity ゲーム、または、Unity アプリケーションは Analytics イベントを Unity ウェブサービスに送信します。Analytics は生のイベントを収集し処理して、プロジェクトの Analytics Dashboard に表示します。アプリケーションを実行しているコンピューターやデバイスがウェブサービスに接続できない場合は、接続が可能になるまで Unity はローカルにイベントをキャッシュします。

Unity Pro をサブスクリプションしている場合は、直接、生のイベントデータをダウンロード できます。生データを独自の分析ツールにインポートして、アドホックの分析を行うことができます。アドホックの分析は Unity Analytics Dashboard ではサポートされていません。

標準イベント vs. カスタムイベント

標準イベントはカスタムイベントの 1 つです。両者の違いは、標準イベントは標準化されているということです。各標準イベントには、あらかじめ定義されたイベント名と一連の必須のパラメーターがあります。標準化されていることで、いくつか利点があります。

  • 発生しがちなコーディングエラー (例えば、まったく同じであるべきイベントにわずかに異なる名前やパラメーターを使用するなど) を回避する効果があります 。
  • アプリケーション内で Analytics イベントをディスパッチすると効果的な個所のガイドを提供します。
  • イベントの既知のコンテキストを提供します。Unity Analytics はそれを利用することによって、より意味のある Analytics レポートを提供できます。

これらの利点があるので、カスタムイベントよりも、可能な限り標準イベントを使用してください。カスタムイベントは、適当な標準イベントが存在しない場合にのみ使用してください。


  • 2018–03–02 編集レビュー 無しにパブリッシュされたページ

  • 2018–06–04 - 現時点でこの機能は Unity 5.2 以降のバージョンと互換性がありますが、将来変更される場合があります。

  • 5.2 の新機能

  • 2018–06–04 - Demographics イベントは削除

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