Version: 2022.1
言語: 日本語
ライセンスアクティベーション方法
手動でのライセンスアクティベーション

コマンドラインによるライセンス管理

Unity を使用するには、アクティベートされたライセンスが必要です。Unity Plus および Pro ライセンスの場合は、シリアル番号が必要です。Unity Personal ライセンスの場合は、シリアル番号は必要ありません。

主な ライセンス アクティベーション方法 は、Unity Hub です。

以下の情報では、コマンドラインを使用して ライセンスのアクティベーションライセンスの返却 を行う他の方法について説明します。これらの方法は、以下のような場合に使用できます。

  • インターネットアクセスはあるが、ビルドやテストなどの自動化されたタスクのためにヘッドレスモード (GUI なし) で Unity を使用している。
  • インターネットアクセスはあるが、Unity Hub をインストールできない、またはインストールしたくない。

Unity のライセンス情報がわからない場合は、ライセンスの Owner (所有者) に尋ねてください。所有者は Organization (組織) を通してシートを割り当てることができます。または、Unity のカスタマーサービスに問い合わせてください。

コマンドラインを使用したライセンスのアクティベーション

コマンドラインを使用して Unity ライセンスをアクティベートする前に、ライセンスファイルフォルダーが存在することを確認してください。ライセンスのトラブルシューティング の “Unityのライセンスファイルはどこに保存されますか?” を参照してください。また、このフォルダーに書き込み権限があることを確認してください。

ノート: Personal ライセンスにはシリアル番号がないため、コマンドライン手順は Plus と Pro ライセンスにのみ使用できます。Personal ライセンスのアクティベーションには、Unity Hub を使用します。他の OS を使用している場合は、Hub からライセンスを管理することができます。

macOS

macOS で Unity を起動してライセンスをアクティベートするには、以下を Terminal に入力します。

<unity-command-location> -quit -batchmode -serial SB-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX -username 'name@example.com' -password 'XXXXXXXXXXXXX'

<unity-command-location>full path to your Editor application で置き換えます。例えば、2022.2.0b4 エディターをデフォルトの場所にインストールすると、<unity-command-location> は以下のようになります。

/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity

macOS の例

/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity -quit -batchmode -serial SB-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX -username 'name@example.com' -password 'XXXXXXXXXXXXX'

ヒント: Jenkins のような継続的インテグレーション (CI) ツールを使用して、コマンドラインでアクティベートする場合は、WindowServer エラーを防ぐために -nographics フラグを加えてください。

Windows

Windows で Unity を起動してライセンスをアクティベートするには、以下をコマンドプロンプトに入力します。

"<editor-installation-location>" -batchmode -username name@example.com -password XXXXXXXXXXXXX -serial E3-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX –quit

<editor-installation-location>full path to your Editor application に置き換えます。例えば、2022.2.0b4 エディターをデフォルトの場所にインストールする場合、<editor-installation-location> は以下のようになります。

C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\2022.2.0b4\Editor\Unity.exe

Windows の例

"C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\2022.2.0b4\Editor\Unity.exe" -batchmode -username name@example.com -password XXXXXXXXXXXXX -serial E3-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX –quit

次のステップとトラブルシューティング

Unity がライセンスサーバーと通信するのに十分な時間を確保するため、このコマンドを実行してから数秒待ってください。アクティベーションに失敗した場合は、Editor.log を開いて情報を得ることができます。アクティベーションエラーが発生した場合は、Activation issues を確認して、解決策を見つけてください。

コマンドラインを使用したライセンスの返却

macOS

ターミナルに以下のコマンドを入力し、ライセンスを返却します。

<unity-command-location> -quit -batchmode -returnlicense -username 'name@example.com' -password 'XXXXXXXXXXXXX'

<unity-command-location>full path to your Editor application で置き換えます。例えば、2022.2.0b4 エディターをデフォルトの場所にインストールすると、<unity-command-location> は以下のようになります。

/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity

macOS の例

/Applications/Unity/Hub/Editor/2022.2.0b4/Unity.app/Contents/MacOS/Unity -quit -batchmode -returnlicense -username 'name@example.com' -password 'XXXXXXXXXXXXX'

Windows

コマンドプロンプトに以下を入力し、ライセンスを返却します。

"<editor-installation-location>" -quit -batchmode -returnlicense -username name@example.com -password XXXXXXXXXXXXX

<editor-installation-location>full path to your Editor application に置き換えます。例えば、2022.2.0b4 エディターをデフォルトの場所にインストールする場合、<editor-installation-location> は以下のようになります。

C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\2022.2.0b4\Editor\Unity.exe

Windows の例

"C:\Program Files\Unity\Hub\Editor\2022.2.0b4\Editor\Unity.exe" -quit -batchmode -returnlicense -username name@example.com -password XXXXXXXXXXXXX

次のステップとトラブルシューティング

Unity がライセンスサーバーと通信するのに十分な時間を与えるため、このコマンドを実行してから数秒待ちます。ライセンスを返却したことを確認するには、Hub の 環境設定メニュー () を開き、ライセンス を選択します。問題が発生した場合は、トラブルシューティング を参照してください。

その他の参考資料

ライセンスアクティベーション方法
手動でのライセンスアクティベーション