Version: 2022.1
言語: 日本語
フォントアセットプロパティのリファレンス
スタイルシート

Font Asset Creator プロパティリファレンス

Font Asset Creator でフォントアトラスの生成と更新ができます。フォントアトラスを生成して更新するには、フォントアセットの Inspector ウィンドウで Update Atlas Texture を選択します。

以下の表では、Font Asset Creator のすべてのプロパティについて説明します。

プロパティ 説明 
Source Font File フォントアセットの生成に使用するソースフォント。
Sampling Point Size フォントテクスチャを生成するために使用されるフォントサイズ (単位はポイント)。サンプリングするポイントサイズが大きいほどレンダリング品質は向上しますが、より大きなアトラスのスペースが必要になります。
Auto Sizing すべての文字をテクスチャ上にフィットさせながら、可能な限り最大のポイントサイズを使用します。

これは SDF フ ォ ン トの一般的なオプシ ョ ンです。
Custom Size カスタムポイントサイズを使用して、ビットマップのみのフォントに対しピクセル単位の正確な制御を行います。
Padding フォントアトラステクスチャの文字間の パディング (ピクセル単位)。
Packing Method フォントのテクスチャに文字を合わせる (フィットさせる) 方法。
Optimum テクスチャのすべての文字が収まる可能な限り最大の自動フォントサイズを見つけます。

このオプションを使用して、最終的なフォントテクスチャを生成します。
Fast 文字パッキングの計算はより速くなりますが、Optimum モードよりも小さなフォントサイズを使用する可能性があります。

フォントアセットの作成をテストする場合は、このオプションを使用してください。
Atlas Resolution フォントテクスチャの幅と高さ (ピクセル単位)。

ASCII キャラクターだけを含むのであれば、 大抵のフォントに対し 512 x 512 の解像度が適切です。文字数の多いフォントでは、より大きな解像度や複数のアトラスが必要になる場合があります。

SDF フォントの場合、解像度が高いほど細かいグラデーションが生成されるため、テキストの品質が高くなります。
Character Set フォントファイル内の文字は自動的にフォントアセットに含まれるわけではありません。必要な文字を指定する必要があります。定義済みの文字セットを選択するか、加える文字のリストを指定するか、既存のフォントアセットまたはテキストアセット内のすべての文字を含むことができます。
ASCII ASCII 文字セットに可視文字を加えます。
Extended ASCII 拡張 ASCII 文字セットに可視文字を加えます。
ASCII Lowercase ASCII 文字セットから可視の小文字のみを加えます。
ASCII Uppercase ASCII 文字セットから可視の大文字のみを加えます。
Numbers + Symbols ASCII 文字セットから可視の数字とシンボルのみを加えます。
Custom Range 定義した文字範囲を加えます。

一連の 10 進数値または値の範囲を入力して、加える文字を指定します。

ハイフンを使用して、 範囲の最初と最後の値を区切ります。値と範囲を区切るにはカンマを使用します (例えば 32-126,160,8230)。

既存のフォントアセットを選択して、そのアセットに文字を加えることもできます。
Unicode Range (Hex) 定義した文字範囲を加えます。

一連のユニコードの 16 進数値または値の範囲を入力して、加える文字を指定します。

ハイフンを使用して、 範囲の最初と最後の値を区切ります。値と範囲を区切るにはカンマを使用します (例えば 20-7E,A0,2026)。

既存のフォントアセットを選択して、そのアセットに文字を加えることもできます。
Custom Characters 定義した文字範囲を加えます。

一連の文字を入力して、加える文字を指定します。

間にスペースや区切り文字を入れずに、文字を順番に入力します。(例えば、abc123*#%)。

既存のフォントアセットを選択して、そのアセットに文字を加えることもできます。
Characters from File 指定したテキストアセットにすべての文字を加えます。

文字セットを保存する場合に、このオプションを使用します。
Render Mode フォントアトラスをレンダリングする モード
Get Kerning Pairs フォントからカーニングデータをコピーします。

カーニングデータは、特定の文字ペア間の間隔を調整して、より視覚的に好ましい結果を生成するために使われます。

ノート: 常にカーニングデータをインポートできるとは限りません。 一部のフォントは、グリフ配置 (GPOS) テーブルにカーニングペアを保存しますが、これはサポートされていません。他のフォントはカーニングペアをまったく保存しません。

その他の参考資料

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