プロファイリングツール

アプリケーションの プロファイリング はパフォーマンスを測定する最良の方法です。さまざまなプロファイリングツールを使って、メモリ使用量、CPU パフォーマンス、GPU パフォーマンス、カスタムスクリプトなど、アプリケーションの要素に問題がありそうな箇所を把握することができます。

Unity のプロファイリングツール

Unity には、アプリケーションのパフォーマンスを測定するためのプロファイリングツールがいくつかあります。

• Unity Profiler: Unity エディターや再生モードのアプリケーションのパフォーマンスを測定したり、開発モードでアプリケーションを実行しているデバイスに接続したりすることができます。
• Profiling Core パッケージ: Unity Profiler のキャプチャにコンテキスト情報を追加するために使用する API を提供します。
• Memory Profiler: メモリ性能を詳細に解析するツールです。
• Profile Analyzer: 2 つのプロファイルデータセットを比較し、変更内容がアプリケーションのパフォーマンスにどのように影響するかを分析します。

サードパーティ製プロファイリングツール

Unity Profiler (Unity プロファイラー) と併用でプラットフォーム固有のプロファイラーを使用して、アプリケーションが期待通りに実行されることを確認する必要があります。以下のリストは、利用可能なプロファイリングツールのいくつかの例を示しています。また、Unity の 低レベルネイティブプラグイン Profiler API を使用して、プロファイリングデータをサードパーティのプロファイリングツールにエクスポートすることができます。

• Android
  • 一般的な Android GPU プロファイリング: サポートするデバイスを持っている場合は、Google の Android GPU Inspector。
  • Arm CPU: Arm Mobile Studio の Streamline。
  • Arm Mali GPU: GPU とシステムプロファイリングには、Arm Mobile Studio のツールを使用します。
  • Imagination PowerVR GPU: GPU プロファイリングには、PVRTuneを使用します。
  • Qualcomm (クアルコム) のチップ: [GPU とシステムプロファイリングには、Snapdragon Profiler を使用します。古い Qualcomm GPU の GPU プロファイリングには、Adreno Profiler を使用します。
• macOS と iOS
  • Xcode
• PC
  • AMD uProf
  • Intel GPA
  • NVIDIA Nsight Graphics
  • PIX on Windows
  • Superluminal
  • VTune
  • Windows Performance Analysis Toolkit

これらのツールは、IL2CPP を使用してプロジェクトの C++ バージョンを生成できるプラットフォームで最も実用的です。 これらのネイティブコードバージョンは、Mono で実行する場合には利用できない、透過的なコール スタックと高解像度のメソッドタイミングを提供します。