Splash Image (Player 設定)
Player 設定ウィンドウの Splash Image セクション (メニュー: Edit > Project Settings > Player > Splash Image) では、プロジェクトのスプラッシュスクリーンの設定が行えます。スプラッシュスクリーンは、アプリケーションの起動時に表示されます。
Splash Image ウィンドウ内の設定を使用して、アプリケーションでスプラッシュスクリーンをどのように表示するかカスタマイズできます (例えば Unity ロゴの無効化や、独自のロゴの追加、あるいはスプラッシュスクリーン自体の無効化など)。ただし、スプラッシュスクリーンの完全なカスタマイズは、Unity の Plus、Pro、Enterprise プラン でのみ可能です。Personal プランでは、Splash Image の設定に以下の制限があります。
- Show Splash Screen 設定を無効化してスプラッシュスクリーンを無効にすることができません。
- Show Unity Logo 設定を無効化して Unity ロゴを無効にすることができません。
- Overlay Opacity に最小設定値 (0.5) が設けられています。
Unity のスプラッシュスクリーンは全てのプラットフォームで同じになっています。スプラッシュスクリーンは、背景でアプリケーションの最初のシーンがロードされている間に、それとは非同期的に直ちに表示されます。ただし、独自の導入画面やアニメーションを使用する場合は、表示されるまでの時間が長くなる可能性があります。これは Unity がカスタムのスプラッシュスクリーンを表示するにあたって、前もってエンジン全体と最初のシーンをロードする必要があるためです。
ノート: Unity はこれらのオプションを直接 Package.appxmanifest ファイルにコピーします。
Unity の Splash Image の設定
アプリケーションのスプラッシュスクリーンの設定を行うには、Player 設定を開いてください (メニュー: Edit > Project Settings > Player > Splash Image)。スプラッシュスクリーンの設定は、SplashScreen API を使用して制御することもできます。
| 設定 | 説明 | |
|---|---|---|
| Virtual Reality Splash Image | 仮想現実 (VR) を使用するアプリケーションに使用する画像を設定します。画像は 2D テクスチャ である必要があります。 | |
| Splash Screen | スプラッシュスクリーンの表示の設定です。 | |
| Show Splash Screen | この設定はデフォルトで有効になっています。無効にすると、アプリケーションの起動時にスプラッシュスクリーンが表示されなくなります。重要: Unity Personal プランでは、この設定を無効にすることはできません。 | |
| Preview | Preview ボタンを選択すると、ゲームビューにスプラッシュスクリーンのプレビューが表示されます。このプレビューにはゲームビューの解像度とアスペクト比が反映されます。 | |
| Splash Style | Unity ロゴのカラースタイルの設定です。 | |
| Light on Dark | ライトバージョンの Unity ロゴです。暗い色の背景で表示するのに最も適しています。これがデフォルトの設定です。 | |
| Dark on Light | ダークバージョンの Unity ロゴです。明るい色の背景で表示するのに最も適しています。 | |
| Animation | スプラッシュスクリーンの、画面への現れ方と消え方を設定します。 | |
| Static | アニメーションを適用しません。 | |
| Dolly | ロゴと背景のズームによって視覚的なドリー効果が作られます。これがデフォルトの設定です。 | |
| Custom | 背景とロゴのズームの度合いを制御してドリー効果を調整したい場合に選択してください。 | |
| Logo Zoom | ロゴアニメーションの総時間が終了する時点での、ロゴのズーム目標 (0 - 1 の範囲) を指定します。 | |
| Background Zoom | スプラッシュスクリーンアニメーションの総時間が終了する時点での、背景のズーム目標 (0 - 1 の範囲) を指定します。 | |
| Logos | スプラッシュスクリーンのロゴをカスタマイズするための設定です。 | |
| Show Unity Logo | このオプションはデフォルトで有効になっています。無効にした場合、スプラッシュスクリーンに Unity のロゴが表示されません。重要: Unity Personal プランでは、この設定を無効にすることはできません。 | |
| Draw Mode | スプラッシュスクリーンにロゴを表示する順序のモードを選択できます。 | |
| Unity Logo Below | Logos リスト内の全てのロゴの下に Unity ロゴを表示します。 | |
| All Sequential | Logos リスト内の全てのロゴと Unity ロゴを順次表示します。 | |
| Logos | スプラッシュスクリーンに含めるロゴです。各ロゴは スプライトアセット である必要があります。スプライト全体をロゴとして使用するには、Sprite Mode を Single に設定してください。ロゴのアスペクト比を変更したい場合は、Sprite Mode を Multiple に設定し、Sprite Editor で寸法を編集してください。 ロゴの追加と削除は、プラス (+) ボタンとマイナス (-) ボタンで行えます。 ロゴを並べ替えるには、リスト内でロゴをドラッグしてください。 ロゴ間に遅延を設けるには、スプライトアセットの割り当てられていないエントリーを Logo リストに追加してください。 |
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| Logo Duration | 各スプライトアセットが画面に表示される時間の長さを設定します。2 秒から10 秒の間で設定してください。 | |
| Splash Screen Duration | スプラッシュスクリーンシーケンスの総時間を秒単位で表示します。これは、全てのロゴの合計時間に、フェードアウトのための 0.5 秒を加えたものです。ノート: 最初のシーンが再生可能な状態になっていない場合は、アプリケーションのスプラッシュスクリーンの表示時間がこれより長くなることがあります。この場合、スプラッシュスクリーンに背景画像あるいは色だけが表示され、最初のシーンが再生可能になるとフェードアウトします。 | |
| Background | アプリケーションのスプラッシュスクリーンの背景をカスタマイズするための設定です。 | |
| Overlay Opacity | Overlay Opacity (オーバーレイの不透明度) の設定値を調整することで、ロゴを目立たせることができます。これは、Splash Style の設定 (Light on Dark または Dark on Light) に基づいて、ロゴの背景色と画像の色に影響を与えます。 不透明度の値を低くすると、この効果が減少します。0 に設定すれば効果を無効にできます。例えば、Splash Style が Light on Dark で背景が白の場合、Overlay Opacity に 1 を設定すると背景がグレーになり、0 を設定すると白くなります。 重要: Unity Personal プランでは、この設定に最小値 (0.5) が設けられています。 |
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| Background Color | スプラッシュスクリーンの色を設定します。Background Image が設定されていない場合に Unity はこの色を使用します。 ノート: Backgroud Color の表示は Overlay Opacity の設定に影響されるため、割り当てられた色と一致しない場合があります。 |
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| Blur Background Image | この設定を有効にすると、設定した Background Image にぼかし効果が入ります。無効にすると、ぼかし効果なしで Backgroud Image が表示されます。 | |
| Background Image | 背景として使用するスプライト画像への参照を設定します。Unity は背景画像を画面いっぱいに表示されるように調整します。画面の幅と高さの両方が埋まるまで画像が均等にスケールされます。このため、アスペクト比によっては、画像の一部が画面の端からはみ出ることがあります。アスペクト比に対する背景画像の反応を変更するには、Sprite Editor でスプライトの Position の値を変更してください。 | |
| Alternate Portrait Image | 縦向きのアスペクト比 (例: モバイルデバイスのポートレートモード) で使用する代替画像を設定します。Alternate Portrait Image にスプライトが割り当てられていない場合、Unity エディターは、Background Image として割り当てられたスプライトをポートレートモード (縦向き) とランドスケープモード (横向き) の両方で使用します。 Sprite Editor でスプライトの位置と寸法を調整することで、スプラッシュスクリーンの背景画像のアスペクト比と位置を制御できます。 |
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