Version: 2022.1
言語: 日本語
ShaderLab の古い機能
ShaderLab: 古いライティング (非推奨)

ShaderLab: 古い Fog

ノート: このページの ShaderLab 機能は古いものであり、後方互換性のためだけに文書化されています。シェーダーオブジェクトのソースファイルに HLSL コードが含まれている場合、Unity はこれらのコマンドを完全に無視します。シェーダーのソースファイルに HLSL コードが含まれていない場合、Unity はインポート時にこれらのコマンドを通常のシェーダープログラムにコンパイルします。

レンダーパイプラインの互換性

機能名 ビルトインレンダーパイプライン ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) HD レンダーパイプライン (HDRP) カスタム SRP
古いフォグ はい なし なし なし

概要

Fog コマンドを使用すると、従来の固定機能スタイルのコマンドを使用して記述されたシェーダーで、Unity のビルトインのフォグを有効または無効にすることができます。

RenderSettings クラス、または Lighting ウィンドウ を使用して、ビルトインのフォグ効果のプロジェクト設定を行い、このコマンドを使用して、指定した Pass でフォグを有効または無効にします。

フォグは生成されたピクセルの色を、カメラからの距離にもとづいて指定した色にブレンドします。フォグにより、ブレンドされたピクセルのアルファ値は修正されず、RGB のみ変更されます。

有効なパラメーター値

パラメーター Value 機能
モード Off このパスにビルトインのフォグを適用しません。
Global このパスにビルトインのフォグを適用します。

Project Settings でフォグが無効になっている場合、Unity はこのパスにフォグを適用しません。

このコードサンプルでは、Pass ブロックでこのコマンドを使用するための構文を示しています。

Shader "Examples/FogExample"
{
    SubShader
    {
         //  SubShader を定義するコードの残り部分をここに記述

        Pass
        {    
              Fog Off
            
              // Pass を定義するコードの残り部分をここに記述
        }
    }
}
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