Unity は新バージョンごとに数多くの新機能、改良点、変更点、そして修正を含みます。このページは、マニュアルにある新機能や改良点に関する部分のクイックガイドです。完全なリストは、Unity 5.4 release notes を参照してください。
以前のバージョンのプロジェクトを 5.4 にアップグレードする場合は、発生しうる影響に関して Unity 5.4 へのアップグレード を参照してください。
ライトプローブプロキシボリューム: これにより、大きな動的オブジェクトの表面のより詳細な情報を使用することが可能になります。動的オブジェクト (ベイクしたライトマップの使用が不可) は、モデルのバウンディングボリューム内で別々の表面エリアがそれぞれ異なるライトプローブによって照らされるようになりました。
GPU インスタンシングサポート: 多くの同一モデルを描画する際、高度に最適化されたメソッドです。同じマテリアルとメッシュを使用したモデルは、GPU ハードウェア上でインスタンス化され、それによりドローコールがあまり発生しません。
テクスチャ配列サポート: Direct3D 10、OpenGL 3、OpenGL ES 3、などの現在一般的に使用されている多くのプラットフォームで導入された機能です。テクスチャ配列は 2D テクスチャの集合で、すべてが同じサイズ、形式を持つため GPU には 1 つのオブジェクトのように見えます。それらは、テクスチャ要素インデックスをもつシェーダーにサンプルされます。テクスチャ配列を使うと、複数の独立したテクスチャのパフォーマンスを向上させることができます。
高速グラフィックスコピーテクスチャ: あるテクスチャからもう 1 つのテクスチャに高速で情報をコピーする新しい方法。
パーティクルトリガーモジュール: パーティクルシステムが、シーンで 1 つ以上のトリガーコライダーに接触するとコールバックが発生する機能を持つようになりました。パーティクルがコライダーに侵入したり出て行ったりするとき、パーティクルがコライダーの内側や外側にあるときにコールバックがトリガーされます。さらに、パーティクルには 個別設定可能なパーティクルの拡大縮小 オプションが備わり、個別に幅と高さの値を特定することが可能になりました。