パーティクルのグラフィックは静止画像である必要はありません。このモジュールはアニメーションのフレームとして再生できるマス目上に区切られたサブイメージとしてテクスチャを扱えるようにします。
プロパティー | 機能 |
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Tiles | タイルテクスチャの数は X(水平)方向と Y(垂直)方向に分割されます。 |
Animation | アニメーションモードは Whole Sheet か Single Row に設定できます(例えば、シートの各列が別々のアニメーションシーケンスを表現する時などに使います)。 |
Random Row | シートからアニメーションを作成するためにランダムに一列を選びます(アニメーションモードに Single Row が選ばれている時のみ有効です)。 |
Row | シートからアニメーションを作成するために特定の列を選択します( Single Row モードが選択されていて、Random Row が無効の時のみ利用可能)。 |
Frame over Time | 時間の経過とともに、アニメーションのフレームがどのように変化するかを指定するカーブ |
Start Frame | どのフレームからパーティクルを開始するかを指定します。 |
Cycles | アニメーションシーケンスがパーティクルの生存期間に繰り返される回数 |
Enabled UV Channels | 厳密にどの UV ストリームがパーティクルシステムに影響されるかを指定します。 |
パーティクルのアニメーションは一般的に、キャラクターのアニメーションよりも簡易で、それほど詳細ではありません。パーティクルが個々に表示される場合は、その動きや移動を表現するのにアニメーションを使用します。例えば、炎が揺らいだり、群れの中の昆虫が羽ばたきでもするように羽を微動させたり、震わせたりする様子などに利用できます。雲のように 1 つの連続した実体を持つパーティクルの場合、アニメーションするパーティクルは活力や動きの表現を加えるのに役立ちます。
Single Row モードは分割されたパーティクル用のアニメーションシーケンスを作成したり、スクリプトからアニメーション間を切り替えるのに使えます。変化をつけたり、衝突後に異なるアニメーションに切り替えるのに便利かもしれません。Random Row オプションはパーティクルシステムにおいて、目に見えて分かってしまう均整を崩すための方法としてとても効果があります (例えば、炎のオブジェクトの集まりはすべて、まったく同じ明滅アニメーションを何度も何度も繰り返します)。このオプションは、1列につき 1フレームを用意することで、ランダムなグラフィックを持つパーティクルを生み出す方法として使用することができます。これは、雲のようなオブジェクトの均一性を崩したり、一つのシステムから異なる種類の破片や他のオブジェクトを生み出すのに使用することができます。例えば、らっぱ銃が釘、ボルト、ボールやそのほかの弾の固まりを発射するのに使えるかもしれません。