Version: 2022.2
言語: 日本語
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名前空間

プロジェクトが大きくなり、スクリプト数が増えるにつれてスクリプトクラス名が衝突する可能性が増大します。これはゲームの異なるパーツを別々に作業し、最終的に同じプロジェクトに統合する場合に当てはまります。例えば一人のプログラマがメインプレイヤーの制御コードを作成し、もう一人が敵キャラクターの制御コードを作成したとします。二人ともメインのスクリプトクラスを Controller と命名してプロジェクト統合したときに名前が衝突します。

ある一定の範囲までは、ネーミングルールを導入したり、衝突する都度に名前変更することで問題は避けられます(例.先の例ならばクラスは PlayerController および EnemyController という名前をつける、等)。しかし衝突するクラスが複数あったり、変数がその名前をつけて宣言されている場合は面倒です。各々のクラス名の使用箇所をひとつひとつ変更しないとコンパイルができません。

C# 言語には Namespace (名前空間) と呼ばれる機能を提供していて、堅牢な方法でこの問題が解決できます。名前空間はクラス名にプレフィックスをつけて使用されるクラスの集合です。詳細は、Microsoft の 名前空間 に関するドキュメントを参照してください。

以下の例では、クラス Controller1Controller2Enemy という名前空間のメンバーです。

namespace Enemy {
    public class Controller1 : MonoBehaviour {
        ...
    }
    
    public class Controller2 : MonoBehaviour {
        ...
    }
}

コードの中で、これらのクラスは各々 Enemy.Controller1Enemy.Controller2 との名前で使用されてます。これは名前空間の宣言は既存クラスの宣言の周りにブラケットをつけることができるため、クラスの名前変更をするよりよい方法です(すなわち、個別のクラスの名前をすべて変更する必要がないため)。さらに異なるソースファイルにあったとしても複数のブラケットの付いた名前空間をいつでもつけることができます。

名前空間のプレフィックスを繰り返し入力することを避けるにはファイルの先頭で using を追加します。

 using Enemy;

この行により Controller1Controller2 が見つかったところでは、各々 Enemy.Controller1Enemy.Controller2 にと解釈されます。もしスクリプトが別の名前空間から同じ名前のクラスを参照する必要がある場合(例えば Player )もプレフィックスを使い続けることができます。ただし、衝突するクラス名を含む二つの名前空間が using ディレクティブを使用して同時にインポートされた場合はコンパイラでエラーが発生します。

Note: Unity has a specific limitation relating to namespaces and MonoBehaviour or ScriptableObject classes. If your file contains a definition for a MonoBehaviour or ScriptableObject class, you cannot use multiple namespaces within that file.

Unity gives the following warning in the console: Class MyClass can not exist in multiple namespaces in the same file, even if one is excluded with preprocessor directives. Please move these to separate files if this is the case.

This means if you have a file which defines a MonoBehaviour in one namespace, and other classes in a different namespace within the same file, Unity will not recognize the MonoBehaviour class and you will not be able to use it on GameObjects. This limitation was introduced in Unity 2020.1 to improve import and compilation speed, and therefore some older asset store packages written before this limitation was introduced may function incorrectly as a result. To fix problems relating to this issue, separate out the code for the classes in each namespace to separate files.

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