Version: 2022.2
言語: 日本語
C# スクリプトによる UI の構築
カスタムコントロールの作成

カスタムコントロール

カスタムコントロールを作成してユーザーインターフェース要素にカスタムロジックを実装することができます。優れたカスタムコントロールは、抽象化 (一般化) されていて、自己完結的で、繰り返し登場するものです。

スライドトグル は、優れたカスタムコントロールの例です。これには以下のような特徴があります。

  • 抽象化 (一般化) されています。ある設定と別の設定を切り替えるために使用します。
  • 自己完結的です。ユーザーはラベルと初期値を設定します。スライドトグルは、その状態が変化するとイベントをトリガーします。
  • 繰り返し登場します。アプリケーションの複数の場所で使用できます。

アプリケーションのメニューバーは、優れたカスタムコントロールの例ではありません。これは以下のような特徴があります。

  • 抽象化 (一般化) されていません。そのアプリケーションに固有のものです。
  • 自己完結的ではありません。おそらくアプリケーションの他の部分との依存関係があります。
  • 繰り返し登場しません。おそらく、アプリケーションにはメニューが 1 つしかありません。

カスタムコントロールを作成したら、USS でスタイルを設定し、C# でイベントを処理するロジックを追加し、UI Builder で公開して使用する ことができます。

トピック 説明 
カスタムコントロールの作成 カスタムコントロールの作成と使用に関する様々な事柄を説明しています。
カスタムコントロールの UXML および UI Builder への公開 カスタムコントロールを公開し、カスタムコントロールの属性を定義する方法です。
UXML タグ名と属性のカスタマイズ UXML タグ名のカスタマイズ方法や、基本クラス属性のデフォルト値をオーバーライドする方法、またカスタムコントロールに使用できる属性を制限する方法を説明します。

その他の参考資料

C# スクリプトによる UI の構築
カスタムコントロールの作成