TilemapEditorTool
は、Tile Palette ウィンドウ用の エディターツール を定義する継承可能なクラスです。Tile Palette ウィンドウ用の新しいエディターツールを作成するには、TilemapEditorTool
を継承する新しいクラスを作成します。新しい TilemapEditorTool
クラスのために必要なメソッドをオーバーライドしてください。
TilemapEditorTool
から以下のメソッドをオーバーライドすることができます。
protected abstract string tooltipStringFormat { get; }
TilemapEditorTool
のツールチップを表示するために、これを定義します。 TilemapEditorTool
のショートカットがこれに渡され、最終的なツールチップのために書式設定されます。
protected abstract string shortcutId { get; }
ツールのキーボードショートカットを識別するための Shortcut ID (ショートカットID) を定義します。
public virtual GUIContent toolbarIcon { get; }
TilemapEditorTool
のアイコンを表示するために、これを定義します。これが定義されないと、ツールバーには Tool Mode のアイコンが表示されます。
public virtual bool HandleTool(bool isHotControl, GridLayout gridLayout, GameObject brushTarget, Vector3Int gridMousePosition)
TilemapEditorTool
を処理するための任意のカスタム動作を決定するためにこれをオーバーライドします。以下のパラメーターは、追加情報のためにメソッドに渡されます。
名前 | 機能 |
---|---|
isHotControl |
UnityGUI の下でツールがホットコントロールであるかどうか (詳しくはGUIUtility.hotControl を参照してください)。 |
gridLayout | ツールによって処理される GridLayout。 |
brushTarget | ツールによって処理されるゲームオブジェクト。 |
gridMousePosition | マウスカーソルが現在置かれているグリッドセルの位置。 |
public override bool IsAvailable()
TilemapEditorTool
を現時点でアクティベートできるかどうか。TilemapEditorTool
をアクティベートするための前提条件が揃っているかどうかを確認するために使用します。
カスタムの TilemapEditorTool
は、Tile Palette 環境設定を使ってタイルパレットのデフォルトツールとして追加できます。または、GridBrush
にカスタムの TilemapEditorTool
タイプの BrushTool
属性がある場合に、特定のグリッドブラシ用ツールとして追加できます。
TilemapEditorTool ページは 2021.2 に追加