Version: 2022.2
言語: 日本語
Unity でのレイヤーの使用
レイヤーベースの衝突検出

Unity での機能的レイヤーの作成

レイヤーは、シーン内のゲームオブジェクトを整理するのに役立ちます。レイヤーを作成し、それにゲームオブジェクトを割り当てると、ゲームオブジェクトが他のゲームオブジェクトとどのように相互作用するかを、レイヤーごとに編集することができます。

新しいレイヤーの追加

新しいプロジェクトの作成は、以下の 2 つの方法で行えます。

  • Tags and Layers ウィンドウ (メインメニュー: Edit > Project Settings > Tags and Layers > Layers) を選択します。
  • ゲームオブジェクトを選択し、Inspector ウィンドウで Layer のドロップダウンを選択し、メニューから Add Layer を選択します。

レイヤーの機能 (意図された役割) を思い出せるように、説明的で分かりやすい名前を付けることをお勧めします。

注意: レイヤー 31 は、エディターの Preview ウィンドウのメカニクスによって内部的に使用されます。問題の発生を防ぐために、このレイヤーは使用しないでください。

ビルトインレイヤー

レイヤーメニューを開くと、いくつかのレイヤーにはすでに名前が付いていることが分かります。Unity は現在では、これらのビルトインレイヤー (Default と Ignore Raycast を除く) を多くの特定用途には使用しなくなっています。これらのレイヤーは、主に後方互換性のために存在しています。

レイヤー番号 レイヤー名 説明 
1 TransparentFX Unity はこのレイヤーを フレアシステム に使用します。
2 Ignore Raycast Physics Raycast API は、デフォルトでこのレイヤーを無視します。
3 Water Unity の Unity 2018.4 用 Standard Assets が、このレイヤーを使用します。
4 UI Unity UI が、これを UI 要素のデフォルトレイヤーとして使用します。

これらのレイヤーは引き続き使用できますが、名前の変更や削除はできません。

レイヤーへのゲームオブジェクトの追加

ゲームオブジェクトをレイヤーに割り当てるには、ゲームオブジェクトを選択し、Inspector ウィンドウに移動し、Layer の隣にあるドロップダウンを選択します。このメニューには名前のあるレイヤーが表示されるので、そのゲームオブジェクトに最も適したレイヤーを選択できます。

各ゲームオブジェクトは 1 つのレイヤーにしか割り当てることができませんが、1 つのレイヤーに複数のゲームオブジェクトを追加することは可能です。

その他の参考資料

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レイヤーベースの衝突検出