Unity Package Manager が HTTPS を使用して以下のドメイン名にアクセスできることを確認します。
上記のドメイン名をファイアウォールのホワイトリストに加えます。
プロキシサーバーを使用する場合は、Unity パッケージレジストリに対してリクエストを実行するときに Unity Package Manager が使用する HTTP_PROXY
および HTTPS_PROXY
環境変数を設定します。
オペレーティングシステムに応じて、これらの変数 (システム変数またはユーザー変数) をグローバルに設定できます。あるいは、起動時に Unity Hub にのみ設定できます。
一部の企業や機関では、ユーザーはファイアウォールの内側にいて、プロキシを通してのみインターネットにアクセスできます。 一部のプロキシは、HTTPS コンテンツを解凍し、独自の自己署名証明書で再パックします。Unity Package Manager の基盤となる HTTPS レイヤーは、これらの自己署名証明書を認識しないため拒否し、接続を中間者攻撃の可能性として扱います。つまり、プロキシが 自己署名証明書を使用しない場合は、Unity の Package Manager を使用できません。
このセクションでは、WindowsコマンドプロンプトまたはmacOSまたはLinuxターミナルから実行できるコマンドファイルを作成する手順について説明します。 または、コマンドをコピーして、プロンプトウィンドウまたはターミナルウィンドウに直接貼り付けることもできます。
ノート コマンドファイルを実行する前に、Hub を完全に終了してください。Hub が既に実行されている場合、再起動せずに Hub にフォーカスを切り替えます。そのため、変更されたプロキシ設定は適用されません。
以下の手順で、Windows にコマンドファイルを作成します。
このファイルは、環境変数が設定された状態で Hub を起動します。ファイルをダブルクリックするか、コマンドプロンプトから呼び出すことができます。Unity はこれらの環境変数を、Hub から起動した Unity エディターの処理に渡します。
メモ帳などのテキストエディターを開きます。
以下のテキストを入力し、proxy-url を正しいプロキシサーバー URL に置き換え、必要に応じて Hub インストールパスを変更します。
@echo off
set HTTP_PROXY=proxy-url
set HTTPS_PROXY=proxy-url
start "" "C:\Program Files\Unity Hub\Unity Hub.exe"
ノート パスにスペースが含まれる場合は、パスを 2 重引用符 (") で囲む必要があります。
ファイルを自分で容易に見つけられる場所 (例えば Desktop
) に保存し、ファイルに .cmd
拡張子がついていることを確認します (例えば launchUnityHub.cmd
)。
以下の手順で、macOS に launchUnityHub.command
ファイルを作成します。
このファイルは、環境変数が設定された状態で Hub を起動します。ファイルをダブルクリックするか、Bash ターミナルから呼び出すことができます。Unity はこれらの環境変数を、Hub から起動した Unity エディターの処理に渡します。
ノート コマンドファイルをダブルクリックすると、ターミナルウィンドウ、またはタブが開き、スクリプトが終わっても開いたままの状態です。 この動作を Terminal.app の設定で変更できます。
ターミナルウィンドウ を起動します。
以下のテキストを入力し、proxy-url を正しいプロキシサーバー URL に置き換え、必要に応じて Hub インストールパスを変更します。
echo '#!/bin/bash
export HTTP_PROXY=proxy-url
export HTTPS_PROXY=proxy-url
nohup "/Applications/Unity Hub.app/Contents/MacOS/Unity Hub" &>/dev/null &' > launchUnityHub.command
chmod +x launchUnityHub.command
ノート パスにスペースが含まれる場合は、パスを 2 重引用符 (") で囲む必要があります。
必要な場合は launchUnityHub.command
ファイルを任意の場所 (例えば Desktop
) に移動します。