Index Manager (インデックスマネージャー) では、検索インデックスの作成、編集、削除が可能です。プロジェクトにコンテンツを追加したり変更したりすると、インデックスが更新されます。
デフォルトでは、Unity は Asset インデックスを作成します。Prefab、Package、Scene、User の各インデックスを使用するには、Index Manager で作成する必要があります。
Index Manager を開くには、Windows > Search > Index Manager の順に選択します。
File Path | .index ファイルの場所。 |
Name | インデックスの名前。 |
Score | Score は、複数のインデックスで使用される数値で、あるインデックスの関連性を他のインデックスより高めるために使用します。数値が低いほど、インデックスの関連性で重みが増します。Unity では、高度なインデックスシナリオを使用するのではない限り、デフォルトの設定を使用することを推奨しています。 |
Roots | フォルダーを選択すると、そのすべてのコンテンツをインデックスに加えます。 |
Packages | パッケージを選択すると、プロジェクト内のすべてのパッケージのコンテンツをインデックスに加えます。 |
Includes | ファイル拡張子 (*.jpg)、特定のファイル、またはインデックスを作成するフォルダー。これは、Excludes よりも優先されます。 |
Excludes | 無視する拡張子、フォルダー、またはファイル。特に、他のプロセスで生成されたファイル、一時ファイル、外部ソースからのファイル (Asset Store のプラグイン) に対して便利です。 |
Options |
Disabled: インデックスを無効にする場合に選択します。デバッグ機能として、インデックスを削除せずにクエリへの使用を停止するために使用します。 Types: オブジェクト タイプ の情報をインデックス化します。 Properties: すべてのオブジェクトのすべてのプロパティのインデックスを作成します (シーンまたはプレハブの最上層のオブジェクトのみ)。Property フィルターを使って、インデックスを検索することができます。 Sub objects: Unity のシーンの全てのシーンのオブジェクトと、FBX の全てのサブアセッ トのインデックスを作成します。 Dependencies: すべてのアセットのすべての依存関係のインデックスを作成します。この設定を使用すると、より大きなインデックスが作成されます。Dependency フィルターを使用してインデックスを検索できるようにします。 |
Show package indexes | Index Manager にパッケージインデックス (利用可能な場合) を表示します。 |
以下のタブには、インデックスに関する情報が表示されます。
必要なインデックスオプションを決定するために、この表を参考にしてください。
プロジェクト規模 | 必要なインデックス |
---|---|
アセット数 1000 未満 | Minimal - 最小限のインデックス作成オプションを有効にします。 |
アセット数 1000 - 2000 | Default - File と Type でプロジェクトアセットのインデックスを作成します。 |
アセット数 2000 以上 | Extended - File、Type、Properties、Sub objects、および Dependencies でプロジェクトのインデックスを作成します。 |
ノート: インデックスにオプションを加えるほど、最初のインデックスを生成するのに時間がかかります。
ノート: インデックスを保存せずに変更すると、ウィンドウのタイトルの横にアスタリスク (*) が表示されます。保存せずにウィンドウを閉じようとすると、インデックスの保存を促すメッセージが表示されます。保存すると、Unity は加えた変更内容でインデックスを再構築します。