Version: 2020.3
言語: 日本語
Cloud Content Delivery インターフェース
Unity CCD Develop Dashboard

Unity CCD コマンドラインインターフェース (CLI)

重要: Unity Cloud Content Delivery のドキュメントは docs.unity.com に移動しました。Unity CCD に関する最新の情報は、新サイトを参照してください。

コマンドラインインターフェース (CLI) は、Cloud Content Delivery (CCD) を操作する際に推奨される方法です。このツールを使えば、ファイル管理からリリースパイプラインの編成まで、プロジェクトのあらゆる側面をコマンドラインで制御することができます。

Develop Dashboard で同様の機能の多くを実行できますが、ファイルをバケットにコピーしたり、フォルダー全体を同期したりするには CLI を使用する必要があります。

はじめに

CCD を CLI に設定するには以下を行います。

  1. 初めて Unity Services を利用する場合は、以下を行います。
    1. Unity ID のアカウントを作成します (まだ作成していない場合)。
    2. Develop から Develop Dashboard にログインします。
    3. Create New Project をクリックして、Create New Project ウィンドウに詳細を入力します。
  2. Develop Dashboard でプロジェクトを選択します。
  3. プロジェクト名を選択するか、View をクリックします。
  4. Develop Dashboard の Overview ページで、左側のナビゲーションバーで Content Delivery を選択します。
  5. 左側のナビゲーションバーで、 Download CLI を選択します。
  6. CLI をダウンロードするには、オペレーティングシステムのバージョンを探し、ダウンロードアイコンを選択します。
  7. 左側のナビゲーションバーで、 API Key のセクションに進みます。
  8. API キーをコピーしてください。
  9. コンテンツをアップロードするマシンで CLI を実行してください。
  10. auth コマンドで、API キーを使って CLI にログインします。

これで CCD が使えるようになりました。

CLI の使い方

CLI での CCD コマンドの基本形は以下の通りです。

$ ucd [コマンド]

使用可能なコマンドは以下の通りです。

  • auth: Content Delivery による認証を行います。
  • badges: リリースのバッジを管理します。
  • buckets: プロジェクトのバケットを管理します。
  • config: 現在のバケットを設定し識別するためのオプションを管理します。
  • entries: 現在のバケットのエントリーを管理します。
  • releases: 現在のバケットのリリースを管理します。

現在使用している CLI のバージョンを確認するには、--version フラグを追加します。

$ ucd --version

任意のコマンドの後に以下のグローバルフラグを追加することができます。

  • --apikey string: Content Delivery にアクセスするためのユーザー指定の API キー。
  • -h, --help: 指定したコマンドのその他のパラメーターやフラグを表示します。
  • -q, --quiet: 指定したコマンドによって実行された操作の表示を無効にします。
  • -v, --verbose: エラー情報を表示します。

  • バケットを作成するには
    $ ucd buckets create [project_id] [bucket_name]
  • プロジェクトのすべてのバケットをリストアップするには
    $ ucd buckets list [project_id]
  • 現在のバケットをアクティブなバケットとして設定するには
    $ ucd config set bucket [bucket_id]
  • ローカルフォルダーと現在のバケットを同期させるには
    $ ucd entries sync [local_dir_path]
  • 現在のバケットに入っている全エントリーの一覧を表示するには
    $ ucd entries list

バケット名とエントリー名は大文字と小文字を区別します。

CLI の使用方法のすべての例は、コマンドラインインターフェースを通した CCD の使用 を参照してください。

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