Cloud Build は Git リポジトリに格納したプロジェクトをサポートします。リポジトリは GitHub、GitLab、Bitbucket、または、個人のサーバーでホストできます。
このページでは、以下を説明します。
GitHub リポジトリのプロジェクトをビルドするために Cloud Build を設定するには、以下を行います。
以下の認証プロトコルを使用して、リポジトリへのアクセスを設定します。
OAuth を使用したリポジトリへのアクセスには、Cloud Build を以下のように設定します。
ノート: 現時点で、ソースコード管理サービスにサインインしている場合、Cloud Build は現在の認証情報を使用してリポジトリリストを取得します。別のアカウントからリポジトリを取得するプロジェクトを設定するには、まずソースコード管理サービスからサインアウトしてから、プロジェクトを設定してください。
以下の手順に関するより詳細な情報は、ターゲットビルドプラットフォームの設定 を参照してください。
SSH を使用したリポジトリへのアクセスには、Cloud Build を以下のように設定します。
Source Control ページで Manual タブをクリックします。
SCM URL フィールドで、Git サーバーの URL を以下のいずれかの形式で入力します。
リポジトリに接続するには、Git サーバーの URL を指定する必要があります。URL の形式については、URL 構文 を参照してください。 ノート: プライベートサーバーで Git をホストしている場合は、SSH を使ってリポジトリに接続する必要があります。
SCM Type ドロップダウンから GIT を選択します。
NEXT: ACCESS ボタンをクリックします。
Cloud Build がホスティングサイトに接続すると、リポジトリがパブリックかプライベートかを自動的に検出します。リポジトリがパブリックの場合、Cloud Build はそれに自動的に接続するので、ターゲットビルドプラットフォームの設定 の手順にスキップできます。 リポジトリがプライベートの場合は、プライベートリポジトリの使用 を参照してください。
リポジトリに接続するには、Git サーバーへの URL を指定する必要があります。以下の構文を使用して URL を指定できます。
以下は GitHub、bitbucket、GitLab の URL の例です。
ノート: プライベートなサーバー上で Git をホスティングしている場合は、SSH を使ってリポジトリに接続する必要があります。
自分が最も慣れた形式で入力すると、Unity Cloud Build は自動的にその URL を適切な形式に書き直します。
リポジトリがプライベートな場合は、Cloud Build は SSH を使用してそれに接続します。Cloud Build によってリポジトリがプライベートであることが確認されると、Grant us access to your source control ウィンドウが表示されます。
SSH キーを Github のプロジェクトに加えるには、以下の手順を行います。
GitHub にサインインします。
GitHub ページの右上の自分のプロフィール写真をクリックし、それからプロフィールをクリックします。
Profile ページで、Repositories をクリックし、それから、リポジトリ名をクリックします。
リポジトリで Settings タブをクリックします。
サイドバーの Deploy Keys をクリックし、それから Add deploy key ボタンをクリックします。
Title フィールドに、このキーを認識できる名前を入力します。
Key フィールドに、 Grant us access to your source control ウィンドウからパブリックキーをコピーアンドペーストし、それから、Add key ボタンをクリックします。
Deploy Keys に関して詳しくは、GitHub ドキュメントの Managing Deploy Keys を参照してください。
また、SSH キーを GitHub アカウントに加えて、アカウントのすべてのリポジトリから Cloud Build にアクセス可能にすることもできます。詳しくは、GitHub ドキュメントの Adding a new SSH key to your GitHub account を参照してください。
SSH キーを Bitbucket アカウントに加えるには、以下の手順で行います。
GitHub アカウントにログインします。
ページの左下の自分のアバターをクリックします。
Bitbucket Settings をクリックします。
Settings page の SECURITY セクションで、SSH Keys をクリックします。
SSH Keys で、Add key ボタンをクリックします。
Label フィールドにキーを認識できる名前を入力します (Unity Cloud Build など)。
Key フィールドに、 Grant us access to your source control ウィンドウから Unity Cloud Build SSH キーをコピーアンドペーストします。
Add Key をクリックします。
Grant us access to your source control ウィンドウで Next: Target Setup をクリックします。
Dashboard の NEW BUILD TARGET: BASIC INFO で、以下を行います。
Target Label フィールドに、ビルドの名前を入力します。
リポジトリのルートフォルダーに Assets フォルダーと ProjectSettings フォルダーが含まれていない場合は、Project Subfolder フィールドに、Assets フォルダーと ProjectSettings フォルダーを含むフォルダーの URL を入力します。
Unity Version ドロップダウンから、プロジェクトをビルドする Unity のバージョンを選択します。
リポジトリが更新されるたびにプロジェクトが自動的にビルドされないようにするには、Auto-build トグルボタンを切り替えてこの機能を無効にします。
iOS または Android プラットフォーム用にビルドする場合は、次にビルドの証明書を入力します。Next: Credentials をクリックします。他のすべてのプラットフォームの場合は、Next: Build をクリックして設定を完了し、最初のビルドを開始します。
SIGNING CREDS ウィンドウでは以下の情報を提供します。
デバイスと Google Play Store でアプリケーションを確認するのに使用される Bundle ID。
開発用キーストアを利用するには、Android Keystore の証明書を入力するか Auto Generated Debug Keystore を選択します。詳しくは Android Keystore System を参照してください。
iOS の SIGNING CREDS では以下の情報を提供します。
デバイスでアプリケーションを確認するのに使用される Bundle ID。
アプリケーションをビルドするための Xcode バージョン。
iOS 証明書を入力します。 iOS キーについて詳しくは、iOS のビルド を参照してください。
プロジェクトでプライベートな Git サブモジュールを使用する場合は、.gitmodules ファイルの URL に、https://
や git://
ではなく、git@
構文を使用してください。
以下はその例です。
git@github.com:youraccount/yourrepo.git (GitHub 用)
git@bitbucket.org:youraccount/yourrepo.git (Bitbucket 用)
git@gitlab.com:youracccount/yourrepo.git (GitLab 用)
2018–07–16修正されたページ