Version: 2021.1
言語: 日本語
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2021.1 の更新事項

リリースノート

To find out more about the new features, changes, and improvements to this Unity version, see the 2021.1 Release Notes).

アップグレードガイド

既存のプロジェクトを 2020LTS からアップグレードする場合は、2021.1 へのアップグレード を参照の上、プロジェクトへの影響を確認してください。

更新事項

ここでは、2020 LTS 以降 Unity 2021.1 に加えられた変更と、その影響が及ぶ領域に関するドキュメントを確認できます。

本ページの目次

新しいドキュメント

2D ゲーム開発クイックスタートガイド

2D ゲーム開発クイックスタートガイドがリリースされました。これは、Unity での 2D ゲーム開発のワークフローを提供し、ゲームの視点やアートスタイルの決定、Unity プロジェクトの設定、2D ゲームの作成をガイドします。

3D ゲーム開発クイックスタートガイド

3D ゲーム開発クイックスタートガイドがリリースされました。これは、Unity での 3D ゲーム開発のワークフローを提供し、Unity プロジェクトの設定と 3D ゲームの作成をガイドします。

美しいビジュアルの作成

Visual Scripting が Unity エディターに統合され、ユニバーサルレンダーパイプライン、HD レンダーパイプライン、および 2D ツールが改良されました。この改良には、できるだけ多くのプラットフォームで素晴らしい結果を得るためのワークフローの最適化と、最高レベルの忠実度を実現するための機能の強化が含まれます。

製品版開発に使用可能な 2D ツール

このリリースでは、主に Sprite Swap のワークフローと 2D グラフィックスに関して、2D ツールの利便性と安定性が向上しています。

Recorder の更新

Recorder がパッケージとしてリリースされました。グラフィックスの互換性を高めるための Apple ProRes などの新しいコーデックや、キャプチャ体験をより快適にするための更新が含まれています。

FBX Exporter で複数ツールの相互運用が簡単に

FBX Exporter がパッケージとしてリリースされました。アニメーション用にシーンのリファレンスをエクスポートし、Maya や Max などの一般的な 3D モデリングソフトウェアと往復作業することで、効率的なイテレーションが可能です。また、エディターでアニメーションを記録することも可能なので、リファレンスをエクスポートして、アニメーションのキーを調整し直すことができます。

[HDRP 静的シャドウキャスターと改良点]https://docs.unity3d.com/Packages/com.unity.render-pipelines.high-definition@10.3/manual/Shadows-in-HDRP.html)

非指向性シャドウマップの一部をキャッシュできるようになりました。これはパフォーマンスの向上に繋がる場合があります。HDRP は、動的シャドウキャスターを、各フレームでそれぞれのシャドウマップにレンダリングします。

Sprite Editor

Slice のオプションで、連続した隣接のアイソメトリックタイルを含むスプライトシートがスライスできるようになりました。これにより、アートが単一の画像に含まれている場合に、アイソメトリックタイルマップの準備のプロセスがより素早くなります。

コーディングワークフローの最適化

各種の最新のグラフィックスパッケージが、Unity のコアエンジンに統合されました。これには以下が (それぞれ最新バージョンで) 含まれます。

  • ユニバーサルレンダーパイプライン
  • HD レンダーパイプライン
  • Shader Graph
  • VFX Graph

また、コードカバレッジや、プロファイリングとシミュレーションの支援の向上、そしてコンパイルの更なる改良により、コーディング体験が全体的に改善しました。

Version Defines による複数バージョンのサポート

Version Defines を使用して、単一のコードベース内で、最新の API 機能を含めて、古いバージョンの Unity および API の後方互換性を提供できるようになりました。

timeAsDouble による正確な時間ベースの機能の構築

Time.timeAsDouble には様々な AsDouble プロパティがあり、これを用いることで、プロジェクト内で倍精度の時間を使用することができます。これは特に、専用ゲームサーバーのような長時間稼働するアプリケーションを構築するクリエイターにとって有用です。

検証済み Code Coverage パッケージ

Unity の Code Coverage パッケージがプレビュー版でなくなりました。これを Test Runner と一緒に使用して、プロジェクトのコードのテストカバレッジを確認できます。これには、現在のテストスイートで見逃されている領域を見つけるための詳細な HTML 形式のレポートが含まれます。

包括的なメモリプロファイリングの追加

Memory Profiler パッケージが更新され、マネージデータ型に関して、多次元配列を含む全ての関連データがレポートされるようになりました。さらに、テクスチャとメッシュのメモリレポートが改善されました。

Unity が複数 Player のプロファイリングをサポート

1 台のマシンで複数の Player インスタンスを実行し、Unity Profiler を特定のインスタンスに接続してそのパフォーマンスを詳細に確認することが可能になりました。ハードウェアの数が少なくなることで生産性が向上します。バージョン 2021.1 での複数プレイヤーのプロファイリングに関する Youtube 動画で、実演の様子を確認できます。

Test different platforms with Device Simulator

Device Simulator is now installed as part of the main Unity installation and you no longer need to add it as a package. Use Device Simulator to view how your game would appear on mobile devices.

Visual Scripting でのロジック作成

Visual Scripting が、中核機能として Unity に直接組み込まれました。コードの補助として、ドラッグアンドドロップで操作できる視覚的なグラフでロジックが作成でき、より素早いプロトタイピングとイテレーションが可能になります。また、Visual Scripting は、既存のスクリプトをより解りやすくし、プログラミングを行わないチームメンバー用にツールを作成するためにも大変役立ちます。

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