Version: 5.5
クラスターレンダリング
クラスターレンダリングの入力

Unity のクラスターの展開

プレイヤーの構築

構築プロセスで特別な技術は何も必要ありません。クラスターの使用が可能なエディター (特別なライセンスが必要です) でプレイヤーを構築すると、プレイヤーにもクラスターが使用できる機能が備わります。

クラスターの起動

プレイヤーのコピーをマスターノード端末とクライアントノード端末に配布します。シミュレーションが相違しないように、常に、同じプレイヤーファイルを使用することが推奨されます。各ノードごとにバッチファイルを準備し、コマンドライン引数でアプリケーションを起動します。

以下の引数で、プレイヤーが Unity のクラスターモードで起動します。

マスターノード

-server <number of clients> *:<pubport> *:* <timeout>

  • このアプリケーションをクラスターネットワークのマスターとして実行します。
  • クライアント数はマスターに接続するスレーブの総数を表します。この数にマスター自身は含まれません。マスターは、接続するクライアント数がこの数に達するまで作業を進めません。
  • タイムアウトはオプションです。これは、ネットワークが切断されたとみなす前に、どれだけの時間クライアントの信号を待つかを表しています。

クライアントノード

-client <index> <masterip>:<pubport> <clientip>:<clientport> <timeout>

  • このアプリケーションをクラスターネットワークのクライアントの 1つとして実行します。

  • インデックス はネットワークのこのクライアントのノードインデックスです。各クライアントノードに一意のインデックスが指定されます。インデックスは通常、ディスプレイグリッド上のノードの位置に関連しています。

  • マスター ip はマスターノード端末の IP アドレスです。正しく解決されないので、ローカルホストは使用しないでください。

  • クライアントipクライアントポート はクライアント端末の IP アドレスとポートです。両法とも、自動指定する場合は、* を使用します。

  • pubport はマスターノードの設定と同様である必要があります。

  • timeout はオプションです。サーバーからの応答を待機する時間を設定します。

その他の引数

-force-opengl (windows only) Make the editor use OpenGL for rendering, even if Direct3D is available. Normally Direct3D is used but OpenGL is used if Direct3D 9.0c is not available.
-logFile <pathname> Specify where the Editor or Windows/Linux standalone log file will be written. Handy when user test the cluster rendering locally.

ローカルでのテスト

1つの端末でプロジェクトの複数のインスタンスを実行し、それぞれを上記の適当なコマンドライン引数で立ち上げることにより、クラスターレンダリングをテストできます。

クラスターレンダリング
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