Version: 5.5
Flare
Trail Renderer (トレイルレンダラー)

Line Renderer

Line Renderer コンポーネントは、3D 空間における 2つ以上の点の配列を利用し、それぞれの間に直線を描画します。したがって、1 つの Line Renderer コンポーネントを使用して、1 本の直線から、複雑な螺旋まで描画できます。線は必ず連続した状態になっています。2本以上の完全に個別の線を描画したい場合、それぞれが Line Renderer (ラインレンダラー) を持つ、複数のゲームオブジェクトを使用する必要があります。

ラインレンダラーは、1ピクセル幅の細い線はレンダリングしません。ワールド単位の幅があり、テクスチャを貼れるビルボードの線をレンダリングします。トレイルレンダラー と同じラインレンダリングのアルゴリズムを使用します。

プロパティー

プロパティー 機能
Cast Shadows 線が影を作るかどうか、 線の片側から、または両側から影を落とすか、線が影だけを落とし線を描画しない、などを設定します。詳しくはスクリプトリファレンスの Renderer.shadowCastingMode を参照してください。
Receive Shadows これを有効にすると、線に影ができます。
Motion Vectors 有効にすると、線によって Camera のモーションベクターテクスチャにモーションベクターがレンダリングされます。詳細はスクリプトリファレンスの Renderer.motionVectors を参照してください。
Materials このプロパティーは線をレンダリングするマテリアルの配列を設定します。線は配列の各マテリアルごとに 1度描画されます。
Lightmap Parameters ここで ライトマップパラメータ アセットを参照すると、線とグローバルイルミネーションシステムの相互作用を可能にします。
Positions 接続する Vector3 の点の配列を設定します。
Use World Space このボックスをチェックすると、このコンポーネントがアタッチされているゲームオブジェクトの transform としてとらえる代わりに、位置はワールド空間座標で考えられます。
Width 幅とカーブの値を決め、開始から終了までのさまざまな位置で線の幅を制御します。カーブは各頂点でのみサンプリングされます。そのため、その正確さは線に存在する頂点数によって制限されます。線全体の幅は Width 値によって制御されます。
Color 長さに沿った線の色を制御するためのグラデーションを決定します。
Corner Vertices 線に曲がり角を描画するとき、追加の頂点をいくつ使用するかを制御します。この値を増やすと、線の曲がり角がより丸く表示されます。
End Cap Vertices 線にエンドキャップを描画するとき、追加の頂点をいくつ使用するかを制御します。この値を増やすと、線のキャップがより丸く表示されます。
Alignment View にすると、線がカメラにむくように設定されます。Local にすると、Transform コンポーネントの向きに基づいて線が整列されます。
Texture Mode テクスチャをどのように線に適用するかを制御します。 Stretch を選択すると、テクスチャマップを線の長さ全体に適用します。 Wrap を選択すると、テクスチャを線の長さ全体にわたり繰り返します。Material の Tiling パラメーターを使用して、繰り返し率を制御できます。
Light Probes プローブに基づいたライトの補間モード
Reflection Probes このドロップダウンが有効でシーンにリフレクションプローブがある場合、リフレクションテクスチャがこのラインレンダラーのために選択されビルトインシェーダーの統一変数として設定されます。

説明

ラインレンダラーを作成するには、次の手順に従います。

  1. Unity のメニューバーで GameObject > Create Empty を選択します。
  2. Unity のメニューバーで Component > Effects > Line Renderer を選択します。
  3. Line Renderer にテクスチャかマテリアルをドラッグします。Material でパーティクルシェーダーを使用している場合に最適です。

ヒント

  • Line Renderer は、1つのフレームにすべての頂点を配置する必要があるエフェクトに有用です。
  • この線は、Camera を動かすと回転するように見える場合があります。これは意図的なものです。
  • Line Renderer は、各ゲームオブジェクトにつき唯一のレンダラーである必要があります。

リニアレンダラーの設定例

Flare
Trail Renderer (トレイルレンダラー)