Unity では、ゲームオブジェクトやスクリプトにカスタムのアイコンを割り当てることができます。このアイコンは、ライトやカメラなどのビルトインのアイコンと同じようにシーンビューに表示されます。アイコンの表示スタイルは Gizmos メニュー から設定できます。
ゲームオブジェクトのアイコンを変更するには、ヒエラルキーウィンドウまたはシーンビューでゲームオブジェクトを選択し、インスペクターウィンドウでゲームオブジェクト名の左横に表示される Select Icon (アイコン選択) ボタン(下の画像中、赤枠で囲まれた青い立方体)をクリックしてください。
ゲームオブジェクトにアイコンを割り当てると、シーンビュー内で、そのゲームオブジェクト(およびその複製)の上にそのアイコンが表示されます。また、プレハブにアイコンを割り当てれば、シーン内でそのプレハブの全てのインスタンスにアイコンが表示されます。
スクリプトにカスタムアイコンを割り当てるには、プロジェクトウィンドウでスクリプトを選択し、インスペクターウィンドウでスクリプト名の左横に表示される Select Icon (アイコン選択) ボタン (下の画像で赤枠に囲まれた C# ファイルのアイコン)をクリックしてください。
スクリプトにアイコンを割り当てると、シーンビュー内で、そのスクリプトが添付された全てのゲームオブジェクトの上にそのアイコンが表示されます。
アイコンをゲームオブジェクトに割り当てる場合もスクリプトに割り当てる場合も、同じ Select Icon メニューがポップアップ表示されます。
Select Icon メニューにはビルトインのアイコンが含まれています。特定のアイコン上でクリックすると選択できます。プロジェクトのアセットの画像をアイコンとして使用したい場合は Other… をクリックしてください。
ビルトインのアイコンは、 ラベルアイコン と 画像のみのアイコン の 2 種類あります。
ラベルアイコン
ゲームオブジェクトやスクリプトにラベルアイコンを割り当てると、シーンビュー上でゲームオブジェクトの名前を表示することができます。
画像のみのアイコン
画像のみのアイコンにはゲームオブジェクト名は表示されません。画像のみのアイコンは、ビジュアル要素のないゲームオブジェクト([例]経路上のウェイポイントなど)に割り当てると便利です。元々シーンビュー内で不可視だったゲームオブジェクトが、アイコンを割り当てれることで目で確認可能になり、クリックで選択や移動できるようになります。
プロジェクトのアセット画像はどれでもアイコンとして使用できます。例えば、ステージ内の危険なエリアにドクロ印のアイコンを割り当てたりすることもできます。
(注) アセットのアイコンが変更されると、そのアセット自体が修正されたものとみなされ、バージョン管理システムによって検知されます。