Unity で Android アプリケーションを作成するか 0 からプログラムするかにかかわらず、Android デバイスでコードをビルドして実行する前に Android SDK (ソフトウェア開発キット) を設定する必要があります。
Android SDK を Android Studio と SDK ツールのダウンロードページ からダウンロードします。Android Studio と SDK バンドル、または、SDK のコマンドラインツール、いずれかを使用します。
Android SDK を解凍、またはインストールします。インストール後に、Windows を使用する場合は、Android SDK マネージャーを開き、最低 1 つの Android SDK プラットフォーム、Platform Tools、Build Tools、USB ドライバーを加えます。
USB デバッグを使用できるようにするには、最初に開発者向けオプションを有効にする必要があります。そのためには、デバイスの 設定__ で「ビルド番号」を探します。ビルド番号がどこにあるかは、デバイスによって異なります。オプションの Android 設定は、多くの場合 設定__ > 端末情報 > __ビルド番号 の順に選ぶと表示されます。デバイスと Android バージョンによって異なるため、ハードウェア製造会社の情報を参照してください。
ノート バージョン 4.2 (Jelly Bean) より古い OS では、開発者向けオプションは非表示ではありません。設定 > 開発者向けオプション を選択し、USB デバッグを有効にしてください。
上記の説明にしたがってビルド番号を捜したら、ビルド番号を 7 回タップします。タップするたびに小さなポップアップ画面に「デベロッパーになるまであと x ステップです。」と表示され、x が残りのタップの回数のカウントダウンになります。7 回目のタップで開発者向けオプションがアンロックされます。デバイスが USB でコンピューターに接続されているときに、 設定 > 開発者向けオプション を選び、USB デバッグのチェックボックスをチェックして、デバッグモードを有効にします。
USB ケーブルを使って Android デバイスをコンピューターに接続します。Windows コンピューターで開発する場合は、使用するデバイスに適切な USB ドライバーをインストールする必要があります。
Android デバイスを SDK に接続する詳しい情報は、Android デベロッパードキュメントの エミュレータで実行する のセクションを参照してください。
最初に Android 向けにプロジェクトを作成するとき (または、後に Unity が SDK を見つけることができない場合)、Android SDK をインストールしたフォルダーを指定するように求められます。そこで、SDK インストールのルートフォルダーを選択してください。Android SDK の場所を変更したい場合は、メニューバーで Unity > Preferences > External Tools を選択します。
IL2CPP スクリプティングバックエンドを使用する場合は、Android Native Development Kit (NDK) が必要です。それには、ライブラリをビルドし、最終的に出力パッケージ (APK) を作成するのに必要なツールチェーン (コンパイラーやリンカーなど) が含まれています。IL2CPP スクリプティングバックエンドを使用しない場合は、この手順は不要です。
Unity に必要なバージョンの Android NDK を NDK の Downloads からダウンロードし、ディレクトリに解凍します。初めて IL2CPP を使って Android のプロジェクトをビルドするときに、Android NDK をインストールするフォルダーを指定するように求められます。そこで、NDK のインストールのルートフォルダーを選択します。Android NDK の場所を変更したい場合は、メニューバーで Unity > Preferences… を選択して Unity のダイアログウィンドウを表示し、External Tools をクリックします。