Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
iOS アプリケーションのビルド
App Thinning

iOS ビルド設定リファレンス

iOS ビルド設定は、iOS プラットフォーム用のアプリケーションの設定とビルドに使用します。iOS ビルド設定は Build Profiles ウィンドウ の一部です。

プロパティ 説明
Run in Xcode プロジェクトを開く Xcode バージョンを選択します。Latest version を選択するか、ドロップリストから特定のバージョンを選択できます。

このリストにない特定の Xcode バージョンがマシンにインストールされている場合は、Other を選択して表示される Applications ウィンドウでそのバージョンを探します。Unity がコンピューターにインストールされた Xcode を見つけられない場合は、Browse ボタンを選択してコンピューターの Xcode インストールディレクトリを指定します。

ノート:このオプションは、macOS で Unity を実行する場合にのみ表示されます。
Run in Xcode as Xcode がプロジェクトを Release (リリースビルド) として実行するか、Debug* (デバッグビルド) として実行するかを選択します。
Release アプリの最適化されたバージョンをビルドします。
Debug デバッグに役立つ追加コードを含むアプリケーションのテストバージョンをビルドします。
Symlink Sources Xcode プロジェクトにコピーする代わりに、Unity ライブラリを参照します。このオプションは、Xcode プロジェクトのサイズを小さくし、イテレーション時間を短縮します。
Development Build ビルドにスクリプトデバッグシンボルと プロファイラー を含めます。アプリケーションをテストしたい場合は、このオプションを使用してください。このオプションを選択すると、Unity は DEVELOPMENT_BUILD のスクリプト定義シンボルを設定します。ビルドには、DEVELOPMENT_BUILD を条件として設定するプリプロセッサーディレクティブが含まれます。

詳細については、プラットフォーム依存のコンパイル を参照してください。
Autoconnect Profiler Unity プロファイラーをビルドに自動的に接続します。詳細については、Profiler を参照してください。

ノート:このオプションは、Development Build を選択した場合にのみ使用できます。
Deep Profiling プロファイラーがすべてのスクリプトコードを処理し、すべての関数呼び出しを記録し、詳細なプロファイリングデータを返すようにします。詳細については、Deep Profiling を参照してください。

このプロパティは、Development Build が有効になっている場合にのみ表示されます。

ノート:Deep Profiling を有効にすると、スクリプトの実行速度が遅くなる場合があります。
Script Debugging スクリプトデバッガーをリモートで Player にアタッチします。

このプロパティは、Development Build が有効になっている場合にのみ表示されます。
Wait for Managed Debugger : プレイヤーがスクリプトコードを実行する前に、デバッガーがアタッチされるのを待機するようにします。

このプロパティは、Script Debugging を有効にした場合にのみ表示されます。
Compression Method Unity がプレイヤーをビルドする際に、プロジェクト内のデータを圧縮するために使用する方法を指定します。これには、アセットシーンプレイヤー設定GI データ が含まれます。
デフォルト : Windows、Mac、Linux スタンドアロン、iOS では、デフォルトの圧縮はありません。

Android では、デフォルトの圧縮は ZIP であり、LZ4HC よりも若干優れた圧縮結果が得られます。ただし、ZIP データの解凍は低速です。
LZ4 : 高速な圧縮形式であり、開発ビルドに役立ちます。詳細については、BuildOptions.CompressWithLz4 を参照してください。
LZ4HC : LZ4 の高圧縮変形でビルドに時間がかかりますが、リリースビルドに対してより良い結果が得られます。詳細については、BuildOptions.CompressWithLz4HC を参照してください。

追加リソース

iOS アプリケーションのビルド
App Thinning