Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ライティングデータアセット
ライトマップのデータ形式

グローバルイルミネーションキャッシュ

グローバルイルミネーション (GI) キャッシュは、ベイクしたグローバルイルミネーションのために、ベイクしたグローバルイルミネーションと Enlighten リアルタイムグローバルイルミネーションのライティングデータを事前計算するときに、中間ファイルを格納するために Unity エディターによって使用される、内部データキャッシュです。このデータをキャッシュに保存することで、後続の事前計算の時間を短縮できます。

コンピュータ上のすべての Unity プロジェクトはキャッシュを共有するため、同じようなコンテンツと同じライトマッピングバックエンドを持つプロジェクトは、同じキャッシュファイルを使用できますし、異なるマシン間で GiCache フォルダーをコピーすることもできます。これにより、再計算する代わりに GiCache フォルダーからファイルを取得するため、ライティングのビルドにかかる時間を短縮できる可能性があります。

キャッシュのサイズ、保存場所、圧縮は、GI Cache 環境設定で管理できます。詳細については、環境設定を参照してください。

また、GI Cache フォルダーを指定した場所に保存することができます。詳細については、Unity エディターの特別なコマンドライン引数を参照してください。

同じコンピュータ上で実行されている複数のエディターインスタンスでベイクしようとすると、エディターは以下の警告メッセージを表示します。“The GI Cache is using increasing amounts of space on your hard drive to support concurrent lightmap generation.To prevent failed bakes, close all other instances of the Unity Editor.”

GI キャッシュの消去

GI キャッシュの消去方法の詳細は、GI Cache の環境設定についてのドキュメントを参照してください。GI キャッシュは、Lighting ウィンドウで Clear Baked Data を選択しても消去できません。

GI キャッシュの消去は、最後の手段としてのみ行ってください。プロジェクトで GI キャッシュの消去が必要となる問題が発生した場合は、バグとしてレポートします。

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