Unity は、多くのプロプライエタリ (占有) モデルファイル形式をサポートしています。これらのファイル形式を本番環境で使用することは避け、可能な限り .fbx 形式でエクスポートしてください。詳細は、モデルファイル形式を参照してください。
注意: このページでは、FBX 変換を行うプロプライエタリのファイル形式の使用について説明していますが、FBX を仲介として使用しないファイル形式もあります。SketchUp と SpeedTree の 2 つです。これらのファイル形式での制限については、SketchUp Settings と SpeedTree で詳細を確認してください。
Unity でプロプライエタリ形式のファイルをインポートすると、バックグラウンドで 3D モデリングソフトウェアが起動します。その後、Unity とそのインポート元のソフトウェアが通信し、該当のネイティブファイルを Unity で読み取り可能な形式に変換します。
プロプライエタリ形式のファイルの Unity への初回インポートでは、3D モデリングソフトウェアをコマンドライン処理で起動する必要があります。これには多少時間がかかりますが、その後に行われるインポートは短時間で済むようになります。
注意: Unity 2019.3 の時点で、Cinema4D ファイルのビルトインサポートは提供されなくなりました。Cinema4D ファイルを Unity バージョン 2019.3 以降で引き続き使用するには、Maxon の Cinema4D インポーターをインストールしてください。別の方法として、Cinema4D から FBX ファイルをエクスポートすることもできます。
プロプライエタリ形式のファイルを直接、Unity にインポートするには、3D モデリングソフトウェアがインストールされている必要があります。3D モデリングソフトウェアがインストールされていない場合は、代わりに FBX 形式を使用します。
FBX ファイルのインポートについては、Model Import Settings ウィンドウを参照してください。
汎用のファイルかプロプライエタリ形式のファイルかにかかわらず、同じ方法でファイルをインポートできます。ただし、サポートされている機能にはいくつか違いがあります。特定の 3D アプリケーションでの制限に関しては、以下を参照してください。
Unity では Autodesk® Maya® ファイル (.mb と .ma) を FBX 形式を介してインポートすることができます。以下がサポートされています。
Unity では Autodesk® Maya® の Rotate Axis (事前回転) はサポートされていません。
ジョイントの制限には以下が含まれます。
Unity は Autodesk® Maya® で指定した Rotate Order (回転順序) をインポートしサポートします。ただし、一度インポートすると、Unity 内でその順序を再度変更することはできません。
Unity 内と異なる回転順序のモデルをインポートすると、Inspector の Rotation プロパティの横に回転順序が表示されます。
Unity では Autodesk® 3ds Max® ファイル (.max) を FBX 形式でインポートすることができます。以下がサポートされています。
Unity では Cheetah3D ファイル (.jas) を FBX 形式でインポートすることができます。以下がサポートされています。
Unity では Modo ファイル (.lxo) を FBX 形式でインポートすることができます。以下がサポートされています。
まず、.lxo ファイルをプロジェクトの Assets フォルダーに保存します。Unity では、このファイルは Project ウィンドウに表示されます。
.lxo ファイルの変更を検出すると、Unity はアセットを再インポートします。
Unity は Lightwave ファイルを FBX 形式でインポートし、以下をサポートします。
LightWave AppLink プラグインを設定することもできます。このプラグインは、LightWave シーンファイルを初めて Unity にインポートするときに使用する FBX エクスポート設定を自動的に保存します。詳細については、LightWave Unity Interchange のドキュメントを参照してください。
LightWave 特有のマテリアルをテクスチャとしてベイクすると、Unity で読み込み可能になります。非破壊的なパイプラインを使用してこれを行う方法については、LightWave のノードシステムを参照してください。
Unity ではスプラインやパッチはサポートされません。すべてのスプラインとパッチは、保存して Unity にエクスポートする前に、ポリゴンに変換してください。詳細については、LightWave のドキュメントを参照してください。
Unity では Blender (.blend) ファイルを FBX 形式でインポートすることができます。以下がサポートされています。
テクスチャとディフューズ色は自動的には割り当てられません。Unity で手動で割り当てるには、__シーンビュー__でテクスチャをメッシュにドラッグします。
Blender はアニメーション内の可視性に関する値を FBX ファイルにエクスポートしません。