コマンドバッファ は、レンダリングコマンド (レンダーターゲットの設定や、指定したメッシュの描画など) のリストを保持します。Unity に指示して、これらのコマンドをビルトインレンダーパイプラインの様々な時点でスケジュールして実行するように Unity のレンダリング機能をカスタマイズして拡張することができます。
コマンドバッファは、Graphics.ExecuteCommandBuffer API を使用して即時に実行することも、レンダーパイプラインの特定の時点で実行されるようにスケジュールすることもできます。これらをスケジュールするには、Camera.AddCommandBuffer API を CameraEvent enum とともに使用し、Light.AddCommandBuffer API を LightEvent enum とともに使用します。この方法でスケジュールしたコマンドバッファを Unity が実行するタイミングを確認するには、CameraEvent と LightEvent の実行順序 を参照してください。
コマンドバッファを使用して実行できるコマンドの完全なリストについては、CommandBuffer API のドキュメント を参照してください。一部のコマンドは特定のハードウェアでのみサポートされます。例えば、レイトレーシング関連のコマンドは DX12 でのみサポートされます。