レンダーパイプラインは、シーン内のオブジェクトを取得し、画面に表示します。
レンダーパイプラインは、以下のステップに従います。
レンダーパイプラインは、Unity が新しいフレームを生成するたびに、これらのステップを繰り返します。
Unity では、さまざまなレンダーパイプラインを選択することができます。Unity には、機能や性能が異なる 3 つのあらかじめビルドされたレンダーパイプラインが用意されています。また、自分でレンダーパイプラインを作成することもできます。
ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) は、カスタマイズ可能なスクリプタブルレンダーパイプラインです。さまざまなプラットフォームでスケーラブルなグラフィックスを作成できます。
HD レンダーパイプライン (HDRP) は、ハイエンドプラットフォームで最先端の忠実度の高いグラフィックスを作成できる、スクリプタブルレンダーパイプラインです。
ビルトインレンダーパイプライン は、汎用レンダーパイプラインで、カスタマイズのオプションが限られています。
スクリプタブルレンダーパイプラインでは、カリング、レンダリング、ポストプロセスの方法を C# で直接検査および変更できます。このレベルのカスタマイズは、C++ で Unity エンジンのソースコードにアクセスする ときに、ビルトインレンダーパイプラインで行うこともできます。
経験豊富なグラフィックス開発者は、高度なカスタマイズが必要な場合に、Unity のスクリプタブルレンダーパイプライン API を使用して 独自のカスタムレンダーパイプラインを作成 することもできます。
プロジェクトでの適切なパイプラインの選択の詳細については、レンダーパイプラインの選択 を参照してください。