UITK Text Settings アセット

UI Toolkit は、プロジェクト全体のテキスト設定を UITK Text Settings アセットに保存します。UI Toolkit は、テキストオブジェクトにデフォルトの UITK Text Settings アセットを使用します。

ランタイム UI では、UITK Text Settings アセットを作成して Panel Settings アセットに割り当て、テキスト設定プロパティを編集できます。

• UITK Text Settings を作成するには、Assets > Create > UI Toolkit > Text Settings を選択します。これにより、デフォルト値を持つ UITK Text Settings アセットが作成されます。
• UITK Text Settings を Panel Setting に割り当てるには、Panel Setting を選択し、Inspector ウィンドウの Text Settings フィールドに UITK Text Settings をドラッグします。

ノート: 現在のリリースでは、エディター UI のデフォルトの UITK Text Settings を変更できません。

このセクションでは、UITK Text Settings アセットのすべてのプロパティについて説明します。UITK Text Settings アセットは、そのパネル内で使用されるすべてのテキストオブジェクトのデフォルト値を制御します。

フォントアセット、スプライトアセット、カスタムスタイルシート、カラーグラデーションプリセットを格納するパスを編集できます。パスは Resources フォルダーのサブフォルダーである必要があります。プロジェクトに Resources フォルダーがない場合は作成します。

デフォルトのフォントアセット

フォントファイルからフォントアセットを作成したら、すべてのフォントアセットを保存するパスセットに、それを配置する必要があります。

フォールバック絵文字テキストアセット

このフォントアセットのグローバルなフォールバックフォントアセットリストを管理します。

ノート: Font Asset プロパティで設定されたローカルフォールバックは、グローバルフォールバックよりも優先されます。

ダイナミックフォントシステム設定

グリフの欠落を処理するためのプロジェクト全体の設定。

デフォルトのスプライトアセット

スプライトアセットを作成したら、すべてのスプライトアセットを格納するパスセットに配置する必要があります。デフォルトのスプライトアセットを設定し、デフォルトのスプライトアセット内のスプライトをインデックスまたはスプライト名で参照することができます。

スプライトアセットフォールバック

Panel Text Setting に設定されたフォールバックリストは、グローバルフォールバックと呼ばれます。スプライトアセットに設定されたローカルフォールバックは、グローバルフォールバックリストよりも優先されます。

デフォルトのスタイルシート

カスタムスタイルシートを作成したら、それをすべてのカスタムスタイルシートアセットを格納するパスセットに配置する必要があります。

カラーグラデーションのプリセット

すべてのカラーグラデーションのプリセットを保存するパスを設定します。

アジア諸言語の改行

アジアの言語で改行動作を正しく行うには、どの文字が先頭文字および後続文字として動作するかを指定します。

追加リソース

• フォントアセット
• スタイルシートアセット
• スプライトをテキストに加える
• カラーグラデーション