Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
ShaderLab コマンド: Conservative のリファレンス
ShaderLab のオフセットコマンドのリファレンス

ShaderLab の Cull コマンドリファレンス

カメラに対するポリゴンの向きに基づいて、GPUがどのポリゴンをカリングするかを設定します。

レンダーパイプラインの互換性

機能名 ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) HD レンダーパイプライン (HDRP) カスタム SRP ビルトインレンダーパイプライン
Cull はい はい はい はい

構文

このコマンドは、レンダリングの状態を変更します。Pass ブロックで使用すると、そのパスのレンダリングの状態を設定できます。また、SubShader ブロックで使用すると、その SubShader 内のすべてのパスのレンダリングの状態を設定できます。

シグネチャ 構文例 機能
Cull <state> Cull Back カメラに対するポリゴンの向きに基づいて、GPU がどのポリゴンの描画を省くかを設定します。

パラメーター

パラメーター 機能
状態 Back カメラに裏を向けているポリゴンの描画を省きます。これを裏面カリングといいます。

これはデフォルトの設定です。
Front カメラの方を向いているポリゴンの描画を省きます。これを正面カリングといいます。

ジオメトリを裏返しにする場合に使用します。
Off ポリゴンの向きに基づいてカリングをおこないません。

透明なオブジェクトや両面壁 (裏表がない) などの特殊な効果に使用します。

追加リソース

ShaderLab コマンド: Conservative のリファレンス
ShaderLab のオフセットコマンドのリファレンス