プロシージャル (Procedural) スカイボックスシェーダーは入力テクスチャを必要とせず、マテリアルのインスペクターで設定されたプロパティのみからスカイボックスを生成します。
ビルトインレンダーパイプライン と ユニバーサルレンダーパイプライン (URP) は両方とも、このシェーダーをサポートします。
HD レンダーパイプライン (HDRP) はこのシェーダーをサポートしません。
プロパティ | 説明 |
---|---|
Sun | Unity がスカイボックスに太陽を生成する方法。オプションは次のとおりです。 • None: スカイボックスの太陽を無効にします。 • Simple: 簡易な太陽をスカイボックスに描画します。 • High Quality: スカイボックスに太陽を描画します。 これは Simple な太陽に似ていますが、このモードでは、Sun Size Convergence を使用して太陽の様子をさらにカスタマイズできます。 |
Sun Size | 太陽のサイズを変更します。値を大きくすると太陽のサイズを大きくし、この値を 0 に設定すると太陽が消えます。 |
Sun Size Convergence | 太陽のサイズの収束。値を小さくすると、太陽が大きく見えます。このプロパティは、Sun を High Quality に設定した場合にのみ表示されます。 |
Atmosphere Thickness | 大気の密度。密度の高い大気は、より多くの光を吸収します。Unity は、レイリー散乱 (Rayleigh scattering) 法を使用して光を吸収します。 |
Sky Tint | 空を彩る色。 |
Ground | 地面の色 (地平線下のエリア) |
Exposure | スカイボックスの露出を調整します。これにより、このマテリアルが生成するスカイボックステクスチャの色調の値を変更できます。値を大きくすると、より露出した、明るく見えるスカイボックスが作成されます。値を小さくすると、露出が低い、暗いスカイボックスになります。 |
スカイボックスに太陽を描画することを選択した場合 (プロパティ の Sun を参照)、このシェーダーはアクティブな ライト の回転を使用して、スカイボックスに太陽を配置します。アクティブなライトを見つける方法は、以下の通りです。
この動作を使用して、単純な昼夜サイクルを作成できます。 これを行うには、メインのディレクショナルライトを特定の軸を中心として継続的に回転させます。