Version: 2019.4
言語: 日本語
オーディオクリップ
オーディオソース

Audio Listener

Audio Listener は、マイクのようなデバイスとして機能します。これは、シーン内で所定の Audio Source からの入力を受信し、コンピューターのスピーカーを通じて音声を再生します。ほとんどのアプリケーションで、メインの カメラ にリスナーを追加するのが一般的です。オーディオリスナーが リバーブゾーン の境界内にある場合、それはシーン内のすべての可聴音が適用されます。さらに、Audio Filters をリスナーに適用でき、シーン内のすべての可聴音に適用されます。

プロパティ

Audio Listenerにはプロパティはなく、追加するだけで動作します。デフォルトでは、常にメインカメラに追加されています。

詳細

Audio Listenerは、AudioSource と連携し、ゲームのための聴覚体験を作成できます。Audio Listenerがシーン内で ゲームオブジェクト に追加されると、リスナーに十分近いソースが選択され、コンピューターのスピーカーに出力されます。各シーンで適切に機能するAudio Listenerは 1 つだけです。

ソースが 3D の場合( Audio Clip でのインポート設定を参照)、リスナーは、3D ワールドにおける音声の位置や、速度、方向をエミュレートします (Audio Source で、減衰レベルや 3D/2D の動作を微調整できます)。2D は、3D 処理を無視します。例えば、街を歩いているキャラクターがナイトクラブに入った場合、ナイトクラブの音楽はおそらく 2D で、クラブ内の個々のキャラクターの声は、Unity が扱うリアリティのあるポジショニングにより、モノラルになっているはずです。

Audio Listenerをメインカメラやプレイヤーを表すゲームオブジェクトのいずれかに追加する必要があります。両方試して、ゲームに最適な方を見つけてください。

ヒント

  • 各シーンで使用できるAudio Listenerは 1 つだけです。
  • プロジェクト全体のオーディオ設定は、Audio ウィンドウ (Edit > Project Settings に移動してから Audio カテゴリーを選択) で行います。
  • モノラルとステレオ音声の詳細については、Audio Clip コンポーネントのページを参照してください。
オーディオクリップ
オーディオソース