Version: Unity 6.0 (6000.0)
言語 : 日本語
フレームデバッガーの概要
レンダリングイベントを確認または検索する

フレームのデバッグ

フレームデバッガーを使ってフレームをデバッグするには、以下の手順に従ってください。

  1. フレームデバッガーを開きます (メニュー: Window > Analysis > Frame Debugger)。
  2. ターゲットセレクターを使用して、フレームデバッガーを設定するプロセスを選択します。Unity エディターでフレームをデバッグする場合は Editor に設定します。ビルド済みアプリケーションのフレームをデバッグする場合は、ビルド済みプロジェクトへのフレームデバッガーの設定 を参照してください。
  3. Enable をクリックします。フレームデバッガーがフレームをキャプチャします。フレームを構成するドローコールやその他のイベントがイベント階層に表示され、ゲームビューにフレームが描画されます。
    ノート: アプリケーションが実行中の場合は、フレームデバッガーによって一時停止されます。
  4. イベント階層からイベントを選択すると、そのイベントまでのシーン (そのイベントも含む) が表示されます。また、イベント情報パネルにはイベントに関する情報が表示されます。前のイベントボタン、次のイベントボタン、方向キー、あるいはイベントスライダーを使用して、フレーム間をリニアに移動できます。デバッグしたいジオメトリがどのイベントでレンダリングされているか分からない場合に、イベントが見つかるまでリニアに移動できるこれらのナビゲーションツールが役に立ちます。

ドローコールイベントがゲームオブジェクトのジオメトリに対応する場合、Hierarchy ウィンドウ内でそのゲームオブジェクトが強調表示されます。

イベントが RenderTexture にレンダリングされる場合、その RenderTexture のコンテンツがゲームビューと Frame Debugger ウィンドウに表示されます。これは、様々なオフスクリーンのレンダーターゲットがどのように累積するか確認するために役立ちます。 例:

ディファードレンダリング中に累積してディフューズ G バッファを生成するイベントの表示
ディファードレンダリング中に累積してディフューズ G バッファを生成するイベントの表示
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